6月17日は味の素社の創立記念日！
味の素社の前身は、1907年（明治40年）5月設立された合資会社鈴木製薬所ですが、その後1909年5月20日の｢味の素®｣一般販売を経て、1912年（大正元年）4月1日に合資会社鈴木商店と改称します。
1909年当時の本店事務所
味の素社の前身は、1907年（明治40年）5月設立された合資会社鈴木製薬所ですが、その後1909年5月20日の｢味の素｣一般販売を経て、1912年（大正元年）4月1日に合資会社鈴木商店と改称します。
■1917年6月17日に（株）鈴木商店を創立
1914年9月には、小麦を原料とする｢味の素®｣製造のため川崎工場が開設され、1917年（大正6年）6月17日に株式会社鈴木商店と改めます。資本金は300万円。社長は創業者二代鈴木三郎助です。戦後この日を、創立記念日と定めました。
東信電気社土村第一発電所
■味の素社はかつて電力会社を興していた！
この時代、主な事業はまだヨード等化学薬品の製造・販売でしたが、二代三郎助は、1917年8月に塩素酸カリ製造のため、東信電気株式会社という電力会社を設立しました。
発電所は、千曲川、阿賀野川などにあり、その後東京電力などと並び、「我が国5大電力会社の一つ」とまで言われました。しかし、戦時下において、全国の発電所、送電線の全部が半官半民の日本発送電（株）に統一されることとなり、1941年（昭和16年）同社に吸収されるに至りました。