味の素「食と健康」国際協力ネットワークプログラム(AINプログラム)

人・情報ネットワークづくりの支援

AINプログラムの現地支援プロジェクトについて広く一般の方と共有し、関連情報を共有する場として、「食・栄養・保健分野における国際協力」フォーラムを開催してきました。国際協力の関係者(NGO/NPO、国連、政府系機関、大学関係者など)をはじめとして、企業のCSR/社会貢献担当者、国際協力に関心のある学生の方など、幅広い層にご参加いただいています。現地活動の事例報告、有識者による基調講演、今日的なテーマに沿ったパネルディスカッションなどを企画し、参加者の皆さまが新たな視点・方法・人/情報ネットワークなどを得て、よりよい社会づくりを目指すための「学びの場」を提供しています。

開催の実績(2000年6月から2008年9月)

第7回(2010年10月・味の素グループ高輪研修センター)

基調講演:
「世界の栄養問題とCSRへの期待」(國井修氏 国連児童基金(ユニセフ)ソマリア支援センター保健・栄養・水衛生部長 )

基調発題:
「味の素グループの社会貢献活動」(岩本保 味の素株式会社 取締役常務執行役員)

第7回フォーラムの様子第7回フォーラムの様子

事例報告:
「インドネシア・キャッサバ高収量栽培プロジェクト」(Ayi Kusmayadi氏 国連食料農業機関(FAO)アドバイザー)
「マレーシア・先住民の子どもの栄養・健康改善のための栄養・健康教育を通した女性のエンパワーメントプログラム」(Zaliah Mohd Shariff氏 マレーシア プトラ大学医学保健学部栄養科長/準教授)
「インド・貧困農村における母子保健の改善事業」(奥村昌子氏 特定非営利活動法人 アーシャ=アジアの農民と歩む会/管理栄養士)

ディスカッション:
「持続可能な食・栄養の国際協力~人づくり・ネットワークづくり」

第6回(2008年9月・パシフィコ横浜)※第15回国際栄養士会議スポンサード・シンポジウムのひとつとして開催

基調講演:
「食・栄養に関わる国連ミレニアム開発目標(MDGs)達成に向けた国際的な動向と展望 -官民パートナーシップの役割-」(ユニセフ本部スペシャルアドバイザー Ian Darnton-Hill氏)
「栄養・母子保健に関する住民のエンパワーメント支援事業」(AMDAペルー プロジェクトコーディネーター William Inafuku氏)
「食企業の多様な連携と貢献の可能性」(味の素株式会社 取締役常務執行役員 寺師並夫)

第6回フォーラムの講演者たち第6回フォーラムの講演者たち

フリーディスカッション:
「国連ミレニアム開発目標(MDGs)達成に向けた管理栄養士・栄養士の新しい役割 -企業との多様な連携を探る-」

第5回(2005年12月・味の素グループ高輪研修センター)

基調講演:
「地球的視野からみた『食』の現状と課題」(遠藤保雄氏 国連食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所代表)

事例報告:
「バングラデシュ・栄養改善のための養蜂事業」(ハンガー・フリー・ワールド)
「ベトナム北西部山岳地域住民参加型農村開発」(日本国際ボランティアセンター)

第5回フォーラムの様子第5回フォーラムの様子

パネルディスカッション:
「住民の栄養改善・向上と持続可能な食環境との共生を考える」(石崎光夫氏 国際協力機構大阪国際センター研修カウンセラー/村山伸子氏 新潟医療福祉大学教授他)

第4回(2003年12月・東京国際フォーラム)

基調講演:
「世界の人口問題と開発途上国における栄養・保健」(池上清子氏 国連人口基金(UNFPA)東京事務所長)

事例報告:
「農村女性のための生活改善と地域開発研修事業(インドネシア)」(オイスカ)
「家庭菜園の普及による栄養改善プログラム(カンボジア)」(日本国際ボランティアセンター)

パネルディスカッション:
「CSRの観点からみた企業の社会貢献活動とNGOとの関係~今日的なパートナーシップのあり方を共に考える~」
(長谷川知子氏(社)海外事業活動関連協議会(CBCC)事務局次長/黒田かをり氏CSO連絡会事務局長他)

第3回(2002年6月・味の素KK本社ビル)

事例報告:
「フィリピン・インテグレーション・プロジェクト」(ジョイセフ)
「コミュニティベースの栄養教育モデルの研究開発(フィリピン)」(FNRI)
「慢性的栄養不良児のための栄養改善プロジェクト(ペルー)」(PRISMA)

第2回(2001年6月・味の素KK本社ビル)

基調講演:
「国際協力について」(外務省経済協力局民間援助支援室長 篠原勝弘氏)

事例報告:
「小学校の栄養改善プログラム(インドネシア)」(YKB)
「家庭菜園の普及による栄養改善プログラム(カンボジア)」(日本国際ボランティアセンター)
「フィリピン研修生受入れプロジェクト報告」(女子栄養大学)

第1回(2000年6月・味の素KK本社ビル)

事例報告:
「フィリピン・インテグレーション・プロジェクト」(ジョイセフ)
「栄養改善プロジェクト(フィリピン)」(LIKAS)
「コミュニティベースの栄養教育モデルの研究開発(フィリピン)」(FNRI)

主催:味の素「食と健康」国際協力ネットワーク(AIN)
協賛:味の素KK
主な協力団体:特定非営利活動法人国際協力NGOセンター(JANIC)、財団法人味の素食の文化センターなど

「食・栄養・(食・栄養と関連する)保健分野の国際協力」の現地活動支援を通して、開発途上国の生活の質の向上を目指す助成プログラムです。

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