2002年1月
 味 の 素 株 式 会 社
 味の素ハートランド株式会社
 味の素ビオイタリア株式会社
 タ イ 味 の 素 株 式 会 社
  
米国、イタリア、タイにおける飼料用リジン生産設備増強について

 味の素株式会社は、「食品・アミノ酸系の日本から出発した世界企業」を目指し、グローバルに事 業を展開しております。 その1つである飼料用アミノ酸ビジネスは、リ−ディングカンパニ−とし て、世界6拠点に展開しています。

この度 米国、イタリア及びタイにおいて、飼料用リジンの生産設備を増強し、今後も需要拡大が見 込まれる北米、欧州およびアジア・オセアニア市場での安定供給を図ります。
この増産は、急速に拡大する需要に応え、当社飼料用リジン生産能力を現行20万トンから、2005年に30万トンに増強する計画の一環です。

米国においては、味の素ハートランド(株)(本社:イリノイ州シカゴ、工場:アイオワ州エディビル) の生産能力を、既存の年間4万トンから年間5万トンまで拡大します。設備投資金額は、11百万ドル (約13億円、1ドル120円換算)で、完工時期は2002年7月を予定しております。

イタリアにおいては、味の素ビオイタリア(株)(本社、工場:ロビ−ゴ県、ボトリゲ)の生産能力を、 既存の年間2万トンから年間3万トンまで拡大致します。設備投資金額は、6百万ユ−ロ(約6億円、 1ユ−ロ100円換算)で、完工時期は2003年1月を予定しております。

タイにおいては、タイ味の素(株)(本社:バンコク市、工場:パトムタニ市)の生産能力を、既存の 3万トンから5万トンまで拡大します。設備投資金額は、13億バーツ(約35億円、1バーツ2.7円換算) で、完工時期は2003年初を予定しております。

当社飼料用アミノ酸ビジネスの主力製品である飼料用リジンは、市場規模約60万トンで、当社は、世 界シェア約35%を保持しています。 今後、年率7〜8%伸長すると予測され、2005年には約80万トン に拡大が見こまれる魅力ある市場です。

当社は、世界6拠点(フランス、イタリア、USA、タイ、中国、ブラジル)で生産・販売拠点を持 ち、世界最大のグローバルネットワーク(Ajinomoto Animal Nutrition)を活かし、今後とも高品質 な飼料用アミノ酸の安定供給と地域に密着したカスタマー・サービスを行ない、お客様に貢献してま いります。

添付資料
 
以 上
 
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