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2005年12月13日 |
味の素(株)、ロシアで研究開発拠点を拡大 株式会社 味の素-ジェネチカ・リサーチ・インスティチュート(AGRI)新研究棟を起工
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味の素株式会社(社長:山口範雄、本社:東京都中央区)は、アミノ酸・核酸発酵技術の研究開発拠点であるAGRI(社長:ヴィタリ パラスケヴォフ、本社:ロシア連邦モスクワ市)の新研究棟を本日起工します。約13億円の投資を行い、2007年4月に竣工の予定です。
当社は、アミノ酸・核酸等の発酵生産微生物の研究で世界的に高い評価を得ているロシアの国立研究機関であるジェネチカ研究所とともに、ロシア初の研究合弁会社であるAGRIを1998年12月に設立しました。当社のコアビジネスであるアミノ酸・核酸事業の競争環境がグローバル化するなか、新たな研究拠点を構築し、発酵生産の基盤技術をさらに向上させ、事業の優位性を強固なものにすることが目的です。2003年6月には当社の出資比率を75%から100%に増やしました。設立後7年を経て、より一層の研究成果創出を目指し、最新研究設備の設置や発酵技術を活用した新製品開発など研究領域の拡大にも対応可能な新研究棟を建設することを決定しました。新研究棟は、大海原に漕ぎ出す帆船をイメージしてデザインされています。
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新研究棟の概要 |
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所 在 地 |
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ロシア連邦モスクワ市(住所 1st Dorozhny pr.,1, 117545, Moscow, Russia) |
(2) |
建 屋 |
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地下1階、地上9階 使用床面積 約6,000m2 |
(3) |
予 算 |
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約13億円(土地リース費用を含む。) |
(4) |
竣 工 |
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2007年4月 |
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AGRIでは、ロシア人の社長のもと、ロシア人研究者のアイデアや独創性を尊重しつつ、当社研究所と交流する中で、日露双方の長所を活かした成果創出が行われています。AGRIから生み出された研究成果は世界中の生産拠点で工業化され、当社グループの競争力強化に大きく貢献しています。 |
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株式会社 味の素-ジェネチカ・リサーチ・インスティチュートの概要(2005年12月現在) |
(1) |
社 名 |
: |
株式会社 味の素-ジェネチカ・リサーチ・インスティチュート AJINOMOTO-Genetika Research Institute(略称 AGRI) |
(2) |
所 在 地 |
: |
ロシア連邦モスクワ市(住所 1st Dorozhny pr.,1, 117545, Moscow, Russia) |
(3) |
資本金額 |
: |
166,163,823ルーブル(約6億3,142万円 1ルーブル3.8円 換算) |
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出資比率 |
: |
味の素(株) 100% |
(5) |
事業目的 |
: |
アミノ酸・核酸等の生産微生物の研究開発並びにその関連基盤研究 |
(6) |
役員構成 |
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日本人 6名、ロシア人 3名 計9名 社長 ヴィタリ パラスケヴォフ(兼 味の素(株)執行役員)、 副社長 児島 宏之 |
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要 員 |
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約100名(内研究者93名、当社より出向者4名) |
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