2006年4月18日
コア事業のコア化を推進
「ほんだし®」新工場建設
約70億円投資、2007年6月川崎に完工予定
 味の素株式会社(社長:山口範雄 本社:東京都中央区)は、コア事業「ほんだし」の更なる強化を図るため、新工場を当社川崎事業所内に建設します。投資金額は約70億円、2007年6月に完工予定で、「ほんだし」を始めとする顆粒品種を生産します。「ほんだし」は現在、川崎工場と東海工場の2拠点で生産していますが、本新工場建設により生産能力は合わせて、33,000t/年から38,000t/年に増強します。
 

 

 今回の「ほんだし」新工場の建設により、原料加工から関与し新たな技術開発で作ったかつお節を原料とし、新たな製造技術開発で品質の向上を図ることで、「ほんだし」を更においしいだしにします。これは、味の素グループの05/10中長期計画 の基本戦略「グローバル経営:コア事業に経営資源を集中し、世界市場で成長を加速させる」を推進する一環です。

 製品の品質向上と合わせて、消費者との関係を深める活動にも積極的に取り組みます。新工場では、「ほんだし」の特長とともにかつお、かつお節について楽しみながら理解を深めていただけるよう見学者施設を充実します。ここでは、「かつお一本釣り疑似体験」「製造工程見学」「みそ汁の試食」などができ、原料・製法・製品を深く理解して頂けます。

 今後も当社ではコア事業を徹底的に強化するとともにお客様との関係を深め、「おいしい食を通じての健康な食生活」と「新しい美味しさの発見」で、「家族の生き生きとした生活」を創っていきたいと考えています。

「ほんだし」新工場建設概要
(1) 建設予定地 神奈川県川崎市川崎区鈴木町1番1号
(2) 時  期 2006年5月 着工
2007年6月 完工
(3) 建  屋 地上 8階
総面積 3,800m2、延べ床面積 11,200m2
(4) 生産能力 33,000t/年→38,000t/年
※川崎・東海工場2拠点の合算
(5) 投資金額 約70億円
(6) 生産品目 「ほんだし」など顆粒品種

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