2011年12月22日
内閣府指定の神奈川県・横浜市・川崎市「京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区」
「個別化医療・予防医療」分野で「アミノインデックス技術」を活用する検討を決定
次世代医療の実現に向けた先駆的取り組み
 味の素株式会社(社長:伊藤雅俊 本社:東京都中央区)の「アミノインデックス技術」が、「京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区」における「個別化医療・予防医療」分野の取り組みの一つとして取り上げられ、同技術の活用について検討を開始することが決定しましたのでお知らせします。
 神奈川県・横浜市・川崎市が申請していた「京浜臨海部ライフイノベーション国際総合戦略特区」が、日本の産業における国際競争力強化を目的とした「国際戦略総合特区」のひとつとして、2011年12月22日(木)、内閣総理大臣より指定を受けることが決定しました。同特区では、世界に先駆けて超高齢社会を迎える日本の課題解決を図るため、次世代医療で求められる「個別化医療・予防医療の実現」を目標に掲げています。
 当社の「アミノインデックス技術」は、血中アミノ酸濃度のバランスを解析し、健康状態や疾病のリスクを明らかにする世界初の技術です。この技術を活用することで、1回の採血で簡便に健康チェックや疾病のリスクを予測することが可能となり、早期がんや生活習慣病等の疾病へ応用することができます。
 当社は「おいしさ、そして、いのちへ。」のスローガンのもと、グローバル健康貢献企業を目指しています。
「京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区」の取り組みの中で「アミノインデックス技術」が、
個別化医療・予防医療の具現化に貢献し、医療費削減や高齢化対策の一助となることを目指します。

 今後、各自治体と協力して検討を進めていきます。

一人一人の遺伝子情報などに応じた適切な予防・診断・治療を行う「個別化医療」や、臨床情報などの客観的な根拠に基づいて疾病の予防を図る「予防医療」の実現を通じて、健康寿命の延伸や社会保障費の抑制といった、超高齢社会に伴う課題の解決を図るもの。

報道関係の方向けお問い合わせ先:pr_info@ajinomoto.com
 
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