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2013年10月18日
タイ味の素社 カンペンペット事業所
“Green Factory”の取組みを発表
日本能率協会主催「GOOD FACTORY賞」受賞記念発表会にて

 味の素株式会社(社長:伊藤雅俊 本社:東京都中央区)の、タイにおける調味料の製造拠点であるタイ味の素社カンペンペット事業所は、一般社団法人日本能率協会主催の「GOOD FACTORY賞」において、同事業所のカンペンペット第二工場が、環境負荷の低減を狙いとした“Green Factory”を実現したことを評価され「ものづくりCSR賞」を受賞しました。「ものづくりCSR賞」は、環境対応、省エネ、福利厚生、地域社会との結びつきなど、“ものづくり”を側面から支えるCSR活動に積極的に取り組んでいる事例として表彰されるものです。

GOOD FACTORY賞:日本能率協会がグローバルなものづくりを推進する優良工場を表彰・支援する公益目的事業として2011年に創設。日本およびアジア地域で、工場の生産性向上、品質向上などの体質革新活動に取り組んでいる工場の事例に着目し、そのプロセスと成果を日本製造業の範として顕彰するもの。

 この度、受賞を記念して10月22日(火)に行われる「2013 GOOD FACTORY賞 受賞記念発表会」において、タイ味の素社カンペンペット事業所所長Thongdee Paso(トンディー・パソ)と、カンペンペット第二工場長 近藤一也が“Green Factory”の取組みについての発表を行います。

 今回の発表では、同事業所がどのようにして現地社員の主体性を引き出しながら地域社会への貢献を実現できたのか、具体例と共にわかりやすく示されます。今後ますます環境負荷低減への取組みが求められる東南アジア地域において、このようなCSR活動は、成功例として各方面から注目されると思われます。

【記念発表でご説明する“Green Factory”の取り組み「4つのポイント」】

(1)もみ殻などを燃料とする「バイオマスボイラー」の利用により、エネルギー費用の削減という工場の経営課題の解決と環境負荷低減を融合させて推進。石油使用量の低減のみならず、CO排出量の削減などのGreen化を達成。
(2)事業所周辺の地域社会、地域環境に貢献し、住民の信頼を得ることに成功。
(3)主原料から製品、さらに副産物を生み出す「製品のバイオサイクル」と、もみ殻のような農産品の副生物を利用したエネルギー生成を行う「燃料のバイオサイクル」の2つのバイオサイクルを融合。
(4)“Green Factory”プロジェクトの多くをタイ味の素グループの現地マネジャーを中心とした組織横断的な体制で推進し、現地従業員の職務満足・モチベーションの向上と、さらなるCSR推進につなげる好循環サイクルを創出。


 味の素グループは、“食”と“健康”、そして“いのち”のために働くことをグループ理念に掲げ、21世紀の人類社会の課題を「地球持続性」「食資源」「健康な生活」の3つに整理し、今後も事業を通じてこれらの課題解決にグローバルに貢献していきます。

◆「2013 GOOD FACTORY賞 受賞記念発表会」概要
開催日時2013年10月22日(火)10:00〜16:30
会   場東京プリンスホテル 2階 マグノリアホール
〒105−8560 東京都港区芝公園3−3−1
03−3432−1111(代表)
GOOD FACTORY賞公式サイト:http://www.jma.or.jp/mono/factory/award/index.html

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