味の素株式会社(社長:伊藤雅俊 本社:東京都中央区)は、11月15日(土)、味の素グループ高輪研修センターにおいて、世界に広がる栄養課題とその解決の道を探る第5回 味の素グループサステナビリティフォーラム「ニッポンの栄養が世界を変える!」を開催します。
国際社会では益々「栄養」への関心が高まっています。母子栄養において「最初の1000日」の重要性が叫ばれると共に、低栄養と過剰栄養が同じ国・地域・個人にも共存する、いわゆる「栄養不良の二重負荷」が途上国・先進国を問わず問題になっています。今年7月に国連作業部会で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」※1案にも「栄養改善」が掲げられています。
※1)SDGs…MDGs(ミレニアム開発目標)に続く「ポスト2015開発アジェンダ」に統合される予定の世界共通目標
一方、戦後短期間のうちに経済成長と世界一の長寿社会を実現し、その後も肥満率の増加を抑えることに成功している先進国でも稀有な国、日本。その背景には、食文化や「栄養」に関する充実した政策があります。現在、日本は超高齢化社会を迎えて新たな栄養課題に直面していますが、それに対応する技術開発も進められています。このような状況から、政府も日本がこれまで蓄積してきた強みを活かし、「栄養」を国際社会への貢献の中に組み込もうとしています。
当社は「おいしく食べて健康づくり」を創業の志として100年以上に亘り地球規模で事業を展開してきました。また、1999年に開始した当社の『味の素「食と健康」国際協力ネットワーク』(AIN)では途上国の食・栄養問題の改善に向けた国内外のNGOのプロジェクトを支援しています。今回のフォーラムは、AIN開始15周年を記念して開催されるものです。
【開催概要】 |
日時 |
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11月15日(土)13:30〜17:30(開場 13:00) |
会場 |
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味の素グループ高輪研修センター(〒108−0074 東京都港区高輪3−13−65) |
参加費 |
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無料 |
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定員 |
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200名(申込先着順) |
プログラム:
<特別メッセージ>
「日本政府の健康・医療戦略と栄養の位置づけ」 飯田圭哉 (内閣官房 健康・医療戦略室 次長)
<第1部>基調講演(1)「日本の栄養政策の強みと世界への貢献」
中村丁次 (神奈川県立保健福祉大学 学長・日本栄養士会 名誉会長)
<第2部>基調講演(2)「世界の栄養不良の現状と打開策」
(講演は日本語)
ビルギット ポーニアトフスキ(GAIN※2 連携事業部長)
※2)GAIN…Global Alliance for Improved Nutrition
<第3部>「味の素グループの栄養改善に向けた取り組み」
木村毅(味の素株式会社 取締役常務執行役員)
「持続的な栄養改善の実践:バングラデシュにおけるAINプログラム事例」
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西岡はるな(ハンガー・フリー・ワールド 海外部長 兼 アドボカシー担当)
(パネルディスカッション)「世界の栄養不良をなくすためのいくつかの道」
モデレータ:溝田勉(長崎大学 名誉教授・AIN委員会代表)
(パネリスト…当日の講演者を予定)
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【申し込み方法】
1)勤務先・所属 2)お名前(ふりがな) 3)住所(都道府県名のみ) 4)電話番号 5)メールアドレス
(2)受信確認のメールをお送りしたのち、プログラムの時間詳細とともに参加証をメールでお送りします。
(3)申し込み締切日:11月5日(水)(定員になり次第締め切らせていただきます)
【主催・後援】
<主催> | 味の素株式会社 |
<後援> | 外務省/農林水産省/厚生労働省/国連食糧農業機関(FAO)日本事務所/WFP国連世界食糧計画日本事務所/(公財)日本ユニセフ協会/(公社)日本栄養士会/(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)/(財)味の素食の文化センター |
本件に関するお問い合わせ先・・・味の素株式会社 CSR部
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