2015年7月6日
味の素株式会社(社長:西井孝明 本社:東京都中央区)は、高齢者人口の増加と連動して需要が拡大している在宅高齢者向け食品市場向けに、不足しがちな栄養素をバランスよく配合した、高齢者が好む“和風”味の栄養補助食品
「メディミル®スープ」<和風みそ豆乳仕立て>を、2015年8月21日(金)より全国のドラッグストアや量販店などで発売します。併せて、既存の<コーンクリーム>と<じゃがいもポタージュ>のパッケージデザインをリニューアルします。 「メディミル®スープ」は、お湯に溶くだけで食べられる粉末スープなので、食事の1品で手軽に不足しがちな栄養素を補給することができます。
2025年に75歳以上人口が全体の1/4を超える超高齢化社会を迎える日本では、要介護高齢者人口は2020年に700万人に達すると見込まれ(出典:法務省統計局「人口推計」)、高齢者の健康寿命の延伸が大きな課題となっています。また、厚生労働省が推進する「地域包括ケアシステム」※1の構築により、今後、在宅で医療・介護サービスを受ける高齢者が増加することが推測されます。
高齢者は、身体的・心理的・社会的要因が重なることで、低栄養(新型栄養失調)に陥りやすく、「健康日本21(第二次)」では、「低栄養傾向」の高齢者の割合の増加を抑制して22%(2022年度)にする目標を掲げています。(出典:厚生労働省「国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針」)
当社では、2009年より、おいしさを実現する独自技術、100年以上にわたるアミノ酸の知見、医療分野における栄養組成の開発の知見をベースに“少量で高栄養”、“おいしさ”を軸とした、高齢者向けの栄養補助食品を病院・介護施設向けに販売しています。2015年4月からは、今後増加する在宅での栄養補給の需要を見据え、大手スーパーやドラッグストアに販路を拡大しました。
「メディミル®スープ」は2009年の発売以来、病院や介護施設の現場で利用され、2014年度の売上げは対前年114%に拡大しました。「クノール® カップスープ」などで知られる「クノール®」が長年培ってきたおいしさや風味を引き出す製造技術を活用し、飲み込みやすくなめらかな口当たりを実現しています。
新品種の<和風みそ豆乳仕立て>は、高齢者の食事として出現率の高い“和食”によく合う“和風”味のスープです。「日本人の食事摂取基準」※2を参考に配合した本品を家庭での食事の1品にすることで、食の細くなった高齢者でも無理なく不足しがちな栄養を補給できます。
“アミノ酸が拓く健康貢献社会”の実現に向け、当社は今後もアミノ酸研究に基づく様々な製品を通じて幅広く、高齢者層の健康寿命の延伸に貢献していきます。
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