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2016年5月20日
~「いっしょに作って、いっしょに食べよう!」~
東日本大震災から5年。「被災地の声」で綴る書籍「復興ごはん」
2016年5月25日(水)より全国で発売

表紙

「赤いエプロンプロジェクト」活動
(福島県双葉郡富岡町)

 味の素株式会社(社長:西井孝明 本社:東京都中央区)は、東日本大震災の被災地の仮設住宅の住民の方々にあたたかな「食」の機会をお届けする「味の素グループ 東北応援 ふれあいの赤いエプロンプロジェクト」(以下「赤いエプロンプロジェクト」)を展開しています。この度、本プロジェクトの共同パートナーである、行政、社会福祉協議会、食生活改善推進員協議会、NPO、大学、仮設住宅の自治会など、「被災地の声」を綴りながら、復興の原動力となった「食」のチカラを紹介する書籍「復興ごはん」(「赤いエプロンプロジェクト」編)を、2016年5月25日(水)に株式会社小学館より発売します。なお、本書籍の売上げの一部は東日本大震災・熊本地震の被災地支援のために寄付されます。

 「赤いエプロンプロジェクト」は、味の素グループが、東日本大震災が発生した2011年より続けている復興応援活動です。仮設住宅のキッチンの狭さなどに起因する料理離れによる栄養バランスの偏りや、仮設住宅という新たなコミュニティにおける高齢者の孤立化、引きこもりといった社会問題に対し、住民の方々の“心と体の健康づくり”を応援したいと考え、2011年10月に被災地の共同パートナーと活動を開始しました。現在東北3県に専任スタッフを派遣し、実施回数は累計で1,833回、延べ28,981人の被災地の方々と交流を行っています(2016年3月末時点)。

 当社はこの活動を通じて実感した「食」のチカラを、幅広い方々にお伝えし、これからの災害復興を考える上で何らかのヒントになればと考え、 “復興へと立ち上がる被災地の心を支えたのは、食のチカラだった。”をテーマに「復興ごはん」を発売することにしました。
 本書では「被災地の声」で綴る「食」のエピソードを通じて“いっしょに作って、いっしょに食べる”ことで仮設住宅の方々の心や体が満たされ、「食」のチカラが復興の原動力になっていった事例を紹介します。

 味の素グループは、東北3県の被災地域から仮設住宅がなくなり、復興の足取りが確かなものになるまで、「赤いエプロンプロジェクト」を継続します。


「赤いエプロンプロジェクト」活動
(宮城県亘理郡亘理町)

「復興ごはん」概要
・発   行 株式会社小学館(味の素グループ 東北応援 ふれあいの赤いエプロンプロジェクト編)
・発 売 日 2016年5月25日(水)
・定   価 1,100円+税
・体   裁 A5判・128ページ
・定   価 「被災地の声」で綴る、復興を支えた「食」の8つのエピソード

  «宮城県仙台市»

    楽しく。おいしく。それが心と体の栄養に。
    ふるさとのいも煮をいっしょに食べる。ただそれだけで、心はちゃんと通い合っている。


  «岩手県陸前高田市»

    俺たちはできる。その想いをおにぎりに包んで。
    陸前高田の味な男が作ったにぎりめし。ふぞろいだけど味じゃ負けねえ。


  «3町村合同の男の料理教室(福島県双葉郡富岡町、双葉町、川内村)»

    町という枠を超えて、生まれる絆。
    3町村合同の料理教室で生まれた絆は、富岡町民の新たな暮らしの支えになって
    いるような気がした。

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