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2016年7月11日
味の素(株)、ベトナムで
うま味調味料「味の素®」の生産能力を増強
~投資額約23億円、生産能力約20%増強~

ベトナムで販売している
「味の素®」454g袋

パッケージ裏面で環境への
取り組みを訴求

 味の素株式会社(社長:西井孝明 本社:東京都中央区)の連結子会社であるベトナム味の素社(AJINOMOTO VIETNAM CO., LTD.)は、ベトナムにおいて伸長するうま味調味料「味の素®」の需要に対応するため、ベトナム・ドンナイ省にあるビエンホア工場の生産能力を現行の約1.2倍に増強し、供給体制を強化します。設備投資額は約20百万米ドル(約23億円)で、2017年8月完工の予定です。

 ベトナムにおけるうま味調味料の市場規模は約16万トン(2014年度、当社調べ)で、中国に次いで世界第2位です。うま味調味料は現地の家庭料理や外食メニューで幅広く使用されており、平均所得の上昇や人口増などを背景に市場は今後も年率2~3%の成長が見込まれています。当社は1991年にベトナムでうま味調味料「味の素®」を発売、その後販売量を拡大し、2011年度以降も年平均6%の継続的な成長を続けています。

 こうした需要増に対応するためベトナム味の素社は、ビエンホア工場の「味の素®」の生産能力の増強を行い、原料から包装までの一貫生産において現行の約1.2倍の生産能力を実現し、安定供給を図ります。

 味の素グループは、2014‐2016中期経営計画において、ベトナムを「Five Stars(アセアン、ラテンアメリカのコア展開国)」の一つとし、重要な成長ドライバーとして位置付けています。飛躍的な成長に向けて、このたび「味の素®」の供給体制を強化し、今後も資源循環型のアミノ酸発酵生産(バイオサイクル)などの環境に配慮した生産活動を継続するとともに、栄養バランスのよい給食を小学校に普及させる「学校給食プロジェクト」や、栄養学教育の充実や栄養士資格制度の導入を目的としたプロジェクトを現地行政と推進し、事業活動を通じて「地球持続性」や「健康な生活」に貢献することを目指します。

(外務省HPより)

<設備投資の概要>
(1) 所在 ベトナム味の素社ビエンホア工場内(ベトナム・ドンナイ省)
(2) 投資 約20百万米ドル(約23億円)
※1米ドル=111円(2016年5月末レート)
(3) 生産能 現行能力の約20%増
(4) 2017年8月(予定)

参考

ベトナム味の素社の概要
(1) 英文会社名 AJINOMOTO VIETNAM CO., LTD.
(2) 所在 ベトナム社会主義共和国ドンナイ省
(3) 設立時 1991年
(4) 代表 社長 本橋 弘治(もとはし ひろはる)
(5) 従業 2,328名(2016年5月末)
(6) 事業内 調味料等(うま味調味料「味の素®」、風味調味料「Aji-ngon®」、
メニュー用調味料「Aji-Quick®」、液体調味料「Phu si」等)の製造・販売

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