2016年8月26日
味の素株式会社(社長:西井孝明 本社:東京都中央区)は、2012年3月より、“食”を通じて被災地域の復興を支援するため“食卓からニッポンを元気に「食べるって楽しい!」”プロジェクトを岩手県、宮城県および福島県で実施してきました。
このたび2016年9月1日より、岩手県にて新たに本プロジェクトを実施します。今回は「クノール® カップスープ」(10品種)の売上げ1箱につき1円を、「特定非営利活動法人 インクルいわて」※(以下「インクルいわて」)の活動に寄付します。
東日本大震災後、岩手県沿岸部から内陸部の盛岡市に移住し、現在もそこで生活している約400世帯の被災者の内、約1割は震災がきっかけでひとり親になった世帯です。より良い子育て環境と仕事を求めて移住したものの、震災から5年が経過した現在でも家族以外に頼れる人が少なく、生活面で不安を抱えているひとり親世帯が多いのが現状です。「インクルいわて」は、ひとり親世帯の支援を目的に、2016年1月から4月まで盛岡市で「インクルこども食堂」を7回開催しました。ボランティアや地元企業の協力を得ながら地元の食材を使った食事を提供する「インクルこども食堂」は、子どもの栄養改善を図るだけでなく、“食”の場面を共有することで様々な交流を生み、相談の場の親への提供や、地域づくりへの寄与なども目指した活動です。2017年には盛岡市内に常設「インクルこども食堂」を立ち上げ、その後岩手県内に同食堂のモデルを広げていく予定です。
このような活動内容が、“食”を通じて被災地の復興に貢献するという当社の方針に合致したため、今回「インクルいわて」への支援を行うことを決定しました。寄付金の総額は約900万円、寄付実施時期は2017年1月の予定で、具体的には、「インクルこども食堂」の運営にかかわる費用に充てられます。
【プロジェクト概要】
【参考】これまでの本プロジェクト支援先団体
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