味の素グループ統合報告書2017
15/84

❶ 人と地球の未来の進歩に貢献❷ 世界一であるコアな技術・事業領域❸ 世界レベルの多様な人財力❹ グローバル企業レベルの事業と利益の規模❺ 利益を生み出す世界水準の効率性社会価値(非財務)の側面 昨今、国連の持続可能な開発目標(SDGs)、人類活動の蓄積に関する社会課題に対処 する国際的なコンセンサスが締結されるとともに、私たちがこの分野でどのように社会価値の創造を果たしているのかについて社会の関心が非常に高まっています。ステークホルダーの皆様との対話においても、環境、社会、ガバナンスに関しての明確なポリシーと具体的な非財務目標の共有を求める声が日に日に強まっていることを感じます。私たちは、“食とアミノサイエンス”事業を通じたE(環境)、S(社会)、G(ガバナンス)に関する社会価値の向上は、もはや持続的成長のための必要条件になっていると捉えています。私たちの競合でもあるグローバルトップクラスの企業グループは、いち早く国際的なコンセンサスに適合した非財務目標とこれらに対処する計画を掲げて、社会的な存在価値を高めながら事業を展開しています。私たちは、17-19中計において、社会価値の側面でもポリシーや目指すところをグローバルトップ企業の水準で明確にし、取り組みを開始しました。2020年度、グローバル食品企業トップ10クラス入りを標ぼうするもう一つの理由はここにあります。グローバルトップ3 カテゴリー事業利益額1,300億円〜ESG目標 と計画10%〜グローバルな事業展開ROE 10%〜ASVを通じてスペシャリティを創造し、 国際的な 目標に適合した事業利益率 13グローバル食品企業トップ10クラスを実現するために 味の素グループが目指す要素サステナブルな成長を実現「確かなグローバル・スペシャリティ・カンパニー」

元のページ  ../index.html#15

このブックを見る