味の素グループ統合報告書2017
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R&D 北米におけるヘルシー志向の高まりに応えるべく、減塩プロジェクトを推進しています。味の素社の減塩素材と 味の素冷凍食品社の減塩技術を組み合わせることで、減塩とおいしさを両立させ、2017年3月より主力ブランドである「TAI PEI®」に展開し、順調に販売を拡大しています。 私たちの成功は、製品のパフォーマンスと、従業員全員の取り組みにかかっています。新たに強化した人事部門による人財育成プログラムにより業界No.1のスキルと能力を兼ね備えた人財の育成を図ります。社会へ価値を提供することにより経済価値を作り出すというASVの取り組みは素晴らしいものです。 私たち味の素ウィンザー社のASVの重要なポイントは、おいしく、栄養的にも優れた食事の提供です。今後、私たちは北米の人々の食習慣の改善と環境負荷低減に貢献します。前向きに未来に目を向け、北米における味の素グループの中核企業としてのプライドを持って前進したいと思います。生産 各工場における安全、品質、設備、環境などのレベルアップを図るため、味の素冷凍食品(株)のスタッフが生産現場に深く入り込み、「カイゼン」活動を導入しました。目に見える改善の成果があったことで、「カイゼン」という新しい文化が各工場に浸透し、生産性向上に加えて、安全、環境、品質改善の具体的効果が出ています。具体的な取り組み事例Message from President37北米における味の素グループの 中核企業として、ASVを実践ベルナルド クレイルマン味の素ウィンザー社 社長

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