味の素グループ統合報告書2017
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•長谷川香料(株)との業務提携•先端バイオ医療周辺領域への積極投資502̶ 海外食品  日本食品  アミノサイエンス(動物栄養、医薬を除く)  動物栄養  医薬  その他  スペシャリティ̶*1̶*2*1. 2016年度より海外加工食品(粉末飲料)としてポートフォリオの入れ替えを実施し、事業展開を加速しています。数値前提の変更につき、2016年度実績は数値を表示していません。 *2. コモディティ事業の赤字により、2016年度実績は数値を表示していません。 *3. タイ・ブラジル・インドネシア・ベトナム・フィリピン。8003574574589716185361600240400253200319251–10–3–20020132014バルク事業の 営業利益比率15%14-16中計の成果と課題(日本基準)FIT更なる 事業構造強化Five Stars*3を起点に食品事業の成長を実現• 味の素ゼネラルフーヅ(株)の連結子会社化、 ウィンザー・クオリティ・ホールディングス社の買収GROW成長 ドライバー の展開ホールディングス社(アフリカ)への出資経営基盤の強化財務KPI味の素グループの成長戦略味の素グループの成長戦略事業構造改革は大きく進展したが、目標未達• エーザイ(株)とのEAファーマ(株)発足• 欧州味の素甘味料社、(株)ギャバンの売却スペシャリティの拡大は確実に進展地域ポートフォリオ拡大と 新しい事業の柱の構築に進展• オルゲン社(トルコ)買収、プロマシドール・ グループとしての経営基盤を着実に強化・進化• グローバルガバナンスポリシーの導入• グローバルコーポレートの第一期組織改編の実施• グローバル人財マネジメントシステムの導入株主還元は着実に実施年度別/事業別営業利益(日本基準)億円1,000成果戦略目標甘味料のリテール比率動物栄養のスペシャリティ比率 全社の海外利益比率将来の成長を担う全社テーマ へのR&D費投入比率 「グローバル人事制度」の導入 による将来の経営人財候補経営役員の現地化比率女性マネージャー比率 総還元係数(3年間累計)配当性向17-19中計の方向性 Five Starsの食生活・社会の変化に適合した 利益を創出し続けられ、高い資産・資本効率をコモディティ事業の縮小と、 スペシャリティの拡大の加速成長ドライバーの継続展開グローバルトップクラス企業としての 組織、人財、働き方の強化・進化維持できる事業構造の確立目標実績課題動物栄養事業の 構造改革が不十分主要市場である タイでの成長が減速人財の多様性向上は途上営業利益額目標未達ROE目標未達(当期純利益の向上策)2016年度 2016年度 74%72%57%40%60%52%70%54%50%以上45%200名200名50%43%20%16%9%8.5%10%程度8.2%50%〜67.8%30%32.6%3916551193064199085511991046808916853116306382315419365360–5–1–1520152016(実績)2016(目標)16%10%10%程度2080年度MSGのリテール比率 Five Stars 売上成長率(対2012年度)ROE EPS成長率(3年間平均)2014-2016中期経営計画の振り返り  2014-2016中期経営計画(以下、14-16中計)では、「FIT & GROW with Specialty」の方針に基づき、事業構造全体の スペシャリティ化を進めてきました。2016年度は営業利益853億円となり、動物栄養と医薬の影響により目標未達となりましたが、スペシャリティ事業については、2013年度から着実な成長を実現し、中期計画を上回ることができました。積み残した課題は2017-2019(for 2020)中期経営計画(以下、17-19中計)の中で取り組みを加速させていきます。

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