味の素グループ統合報告書2017
55/84

企業ですが、技術やサイエンスに裏付けられた「おいしさ」を追求し、その技術をアミノ酸を核に食以外の分野にも応用することで、幅広い事業を展開しています。事業を通じて社会課題を解決することでサステナブルに成長し続けることを目標とし、財務・非財務を結合した統合目標を策定するなど、社会課題の解決に真■に取り組んでいる企業です。これからも味の素グループ独自の価値創造を実現していくべく、ガバナンスの強化に努めていきます。 株主・投資家の皆様には、今後ともいっそうのご支援をよろしくお願い申し上げます。2017年7月代表取締役 取締役会長代表取締役 取締役会長伊藤 雅俊53ダーの代表である社外取締役の意見をいっそう反映しやすい体制を構築しました。取締役会の適正な形は時間の経過とともに変化するため、最適な形を継続して検討していきます。また、取締役会をより効率的かつ効果的にしていくため、取締役会以外でフリーに意見交換する場を設けたり、社外取締役に社内の重要会議に出席していただくなど、コミュニケーションの強化にも取り組んでいます。執行のメンバーをよく知ることは、役員等指名諮問委員会においても良い効果をもたらすと考えています。そのほかにも、取締役会規程やその細則における審議基準を進化させ、コーポレート・ガバナンスに関する基本方針、体制構築や運用に関する重要事項等を審議するためのコーポレート・ガバナンス委員会を設置するなど、ガバナンスの更なる強化に取り組んでいます。 真のグローバルカンパニーになるためには、他社にはないスペシャリティを持ち、それをグローバル社会に認識してもらうことが重要だと考えます。味の素グループは食品

元のページ  ../index.html#55

このブックを見る