味の素グループの志

Eat Well, Live Well.

「おいしく食べて健康づくり」。それは、100年以上前に、うま味調味料『味の素®』を生み出した志。その原点を共有し、科学で実証しながら、今日も、人々の健康のために。

「佳良にして廉価なる調味料を造り出し滋養に富める粗食を美味ならしむること」

池田菊苗著『「味の素」発明の動機』(青空文庫)

1908年、池田菊苗博士が「うま味」を発見

きっかけは、湯豆腐の昆布だしでした。池田菊苗博士は昆布だしを味わううちに、4つの基本味である甘味、塩味、酸味、苦味とは違う、もう一つの味があることを確信し、昆布だしの研究に取りかかりました。
同じころ、日本初の医学博士、三宅秀氏が「佳味は消化を促進する」という説を唱え、これに励まされた池田博士は、ついに昆布だしの味成分がグルタミン酸というアミノ酸の一種であることを発見。この味を「うま味」と命名し、さらにグルタミン酸を原料としたうま味調味料の製造方法を発明しました。

池田菊苗博士が昆布から抽出したグルタミン酸(1908年)

日本人の栄養状態を改善したい

1899年、池田博士はドイツへ留学した際、当時のドイツ人の体格と栄養状態のよさに驚き、「日本人の栄養状態を改善したい」と強く願うようになりました。その願いを共有した二代鈴木三郎助は、1909年に事業を開始。そして、世界初のうま味調味料『味の素®』は発売されました。味の素グループの原点は「おいしく食べて健康づくり」という志にあるのです。

最初の「味の素® 」
(1909年)

「おいしく食べて健康づくり」という志

2000年、マイアミ大学により舌にグルタミン酸の受容体があることが発見され、2006年には、味の素KKライフサイエンス研究所が、胃にもグルタミン酸の受容体があることを発見。グルタミン酸は、おいしさに関わるだけでなく、栄養・生理学的にも重要であることが示されました。「おいしく食べて健康づくり」という志は、科学的にも実証されているのです。
味の素グループは今も、同じ志を共有し、うま味物質の発見から見出したアミノ酸の可能性をさらに探求し、食品、アミノサイエンス、そして医薬・健康分野で、広く社会に貢献していきます。

池田博士の研究ノート
(1918〜1929年頃)

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