江戸のエコ
EDO時代の食生活に、ECOのヒントがありました。
族全員がそろって食事するのも立派なエコ。食事を温めなおす燃料も節約できるし、食器洗いも一度で済みます。
  • 家族全員がそろって食事するのも立派なエコ。食事を温めなおす燃料も節約できるし、食器洗いも一度ですみます。
  • 燃料となる薪や木炭も貴重品。短い時間で、段取りよく料理すれば、資源の節約にも、CO2の削減にもなります。
  • 使い残しのないように、野菜の皮や葉、茎など貴重な食べ物を無駄なく全部使い切りました。
  • 共同のゴミ捨て場に野菜くずなどは集めて、堆肥をつくって畑に使います。
  • 野菜は漬け物に、魚は干物にして賢く保存。冷蔵庫のないこの時代の貴重な保存食です。
  • 今でいうならマイバッグ!レジ袋も、過剰包装もありません。買い物は、持参した鍋やふろしきに入れて持ち帰ります。
  • 冷蔵庫はまだありません。食べ物は、その日に食べきれる分だけを無駄なく買いました。
  • 新鮮なうちに運んでこられる距離、近郊でとれた魚を食べます。刺身で食べられるセイゴやスズキなどは、東京湾が主な漁場で、遠くても三浦半島か銚子から。トラックが出すCO2もありません。
  • 地産地消がこの時代の基本。野菜は四里四方といわれ、8キロから12キロ圏内でとれた野菜を食べていました。小松菜の小松川は、日本橋から5キロ。練馬大根の練馬は、12キロです。
  • 洗い物は、洗い桶にためた水で汚れの少ない順から洗いました。米のとぎ汁や、野菜のゆで汁も食器洗いに使います。
EDO時代の食生活に、ECOのヒントがありました。ガスも電気も、ガソリンもなかった江戸時代。食べ物も水も、今のようには簡単に手に入らなかったこの時代の人々は、燃料も食べ物も大切にしながら料理をつくって暮らしていました。地産地消やリデュース、リサイクルなど、今日、環境対策として提唱されている運動も、江戸時代の人々には当然のこと。江戸時代の知恵を、今日の暮らしに取り入れて、もう一度エコ時代を始めませんか?味の素KKは、現代版のエコ料理「エコうまレシピ」を推進しています。
「エコうまレシピ」TOPへ