土壌調査とその対応

2016年10月17日
味の素株式会社

味の素㈱有馬所有地土壌調査結果について

1.調査について

1-1目的

当該地は40数年前に当社廃棄物処分場でした。2002年に廃棄物の埋設状況の特定と周辺の土壌及び地下水の安全性を確認するための調査を行ないました。
その後、土壌汚染対策法が施行されたため、2015年から2016年にかけて、土壌汚染対策法に基づく土壌及び地下水の水質調査を実施致しました。

1-2調査内容

土壌および土壌に含まれるガスの採取およびその分析、深度調査、地下水の水質調査を行ないました。

1-3調査結果

当社所有地におけるボーリング調査を合計69地点にて実施しました。その結果、4地点で総水銀(無機水銀)が基準値の1.8倍から6.8倍、および1地点で鉛が溶出量基準の1.2倍と値を検出しましたが、いずれも深度は地下8.4m以深であり、十分な覆土やアスファルト等により封じ込められています。
また、土壌調査実施後に行なった地下水の水質調査におきましても環境基準の超過はありませんでした。
なお調査結果について2016年8月までに川崎市環境局へ報告致しました。
今後も、行政のご指導を仰ぎながら必要に応じて、適切な対応を実施し、その情報の開示を行うとともに近隣の皆様に対してもご迷惑がかからぬよう万全を期し、誠意を持って対処してまいります。

以上