「味の素®」

昆布などのうま味成分であるグルタミン酸を塩類にしたグルタミン酸ナトリウム(MSG)を主成分としており、素材のおいしさを引き立てる、用途の広いうま味調味料。グルタミン酸は野菜や魚・肉などの自然のたんぱく質に含まれる20種類の基本アミノ酸の一つ。

風味調味料

肉、魚、野菜などのエキスにスパイス等の香辛料、塩・砂糖、うま味調味料などがブレンドされた、スープ、煮込み料理、炒め物、下味付けなど幅広いメニュー・用途に使用される汎用調味料。

合わせ調味料

メニュー用調味料の中でも、主に液状のものを意味する。日本の「Cook Do®」シリーズを指すことが多い。

メニュー用調味料

日本の「Cook Do®」(合わせ調味料)に相当するもので、各国で馴染みのある料理を家庭で簡単・便利においしく作ることができる調味料。
馴染みのある料理の味付けに必要な唐辛子やハーブ等のスパイス、肉・魚・野菜エキス等の原料を最適なバランスで組み合わせている。

天然系調味料

各種加工食品に独特のコク味(広がり、厚み、伸び、まとまり)や風味を付与する調味料。味の素グループは植物性・動物性たんぱく加水分解物、酵母エキス配合の製品群や、かつお節などの各種水産エキス、チキン・ビーフなどの畜産エキスを活用した製品群などを発売している。

酵素製剤

酵素の働きによって、食感などに様々な変化を与える製剤のこと。味の素グループは、動植物など自然界に広く存在し、たんぱく質分子をつなぐ機能を有する酵素の一つであるトランスグルタミナーゼ(TG)の量産化に世界で初めて成功。トランスグルタミナーゼ(TG)と副原料を組み合わせることで、各種加工食品の食感改質などに幅広く利用できる食品用の酵素製剤「アクティバ®」TG製剤を上市。水産加工、食肉加工、製麺など広い分野で世界的に利用されている。

核酸系調味料

かつお節などのうま味成分から成る核酸系のイノシン酸ナトリウムや、干し椎茸のうま味成分から成るグアニル酸ナトリウムを主成分としたうま味調味料。いずれの成分も昆布のうま味成分であるグルタミン酸ナトリウム(MSG)と併用すると、強く豊かなうま味を生み出す相乗効果が得られる。

アスパルテーム

アミノ酸である、アスパラギン酸とフェニルアラニンから作られる、高甘味度甘味料。砂糖の約200倍の甘味度を有する。

アドバンテーム

アスパルテームから作られた新しい甘味料。砂糖の約3万倍の甘味度を有する。アドバンテームは砂糖に近い甘味質を持つため、食品や飲料との相性が良いのが特徴。

離型紙

天然皮革や幾何学などの柄が型押しされた特殊な紙(工程紙)。この型押しされた柄をポリウレタンや塩ビのシート表面に写し取ることで、様々なデザインの合成皮革を製造でき、靴・鞄・衣料といったファッションアイテムや、機能性を高めたスポーツシューズ、または家具や車の内装といった大判のものまで、私たちの身近にある様々な製品に活用している。

培地

細胞培養の際に使われる栄養液。細胞が必要とするアミノ酸、糖質、脂質、ビタミン、ミネラルに成長因子などをバランス良く含んでいる。

無血清培地

血清は、脂質やタンパク質を含む血液成分の一つであり、細胞の成長に有効である一方、血液の由来による品質・組成の変動や病原に関する問題がある。血清に代わる有効成分を添加した細胞培養用培地により、細胞培養への安全利用、培地性能の安定化を実現している。

必須アミノ酸

体内のタンパク質を構成するアミノ酸のうち、その動物の体内で合成できず、食事等により外から摂取する必要があるアミノ酸を指す。ヒトの体のタンパク質を構成するアミノ酸は20種類、必須アミノ酸は9種類である。

メディカルフード

米国食品医薬品局(FDA)が医薬品と栄養補助食品(ダイエタリーサプリメント)の中間に位置付ける食品。米国の健康保険の償還可能領域。

iPS細胞

人間の体の細胞に、数種の因子を導入することで誘導される人工多能性幹細胞 (Induced Pluripotent Stem Cell)のこと。様々な組織や臓器の細胞に分化する能力(pluripotency)とほぼ無限に増殖する能力を合わせ持つ。

ES細胞

ES細胞とは、人間の胚の内部細胞塊を用いて作られた胚性幹細胞(Embryonic Stem Cell)のこと。体を構成する様々な組織や臓器の細胞へと分化する能力を持つ。

医薬中間体、原薬、高活性原薬

薬の薬理活性を示す成分を原薬と呼び、またその製造工程上、原薬およびその一歩手前までの物質を一般的に医薬中間体と呼ぶ。原薬の中で、抗がん剤等の特に少量で効果を発揮する成分を高活性原薬と呼ぶ。微量で環境や人体に影響を及ぼすため、封じ込め設備で製造する。

バイオ医薬品

主に遺伝子組み換え等のバイオテクノロジーにより創られた医薬品。これまで治療が困難だった疾患への適用が可能であり、安全性が高く最小限の副作用で高い効果が期待される。免疫機能を応用した抗体医薬品が代表的で、がんやリウマチの治療薬等がある。

「Corynex®」

コリネ菌(グルタミン生産菌)を用いて、たんぱく質・ペプチド等のバイオ医薬品の生産を効率化する先端技術を活用した受託発現サービス。

「AJIPHASE®」

味の素社が独自に成功した「液相合成法」を用いた核酸やペプチドの製造受託事業。液相合成法は、一般的な合成法「固相合成法」に比べて大量生産に優れている。

ADC(抗体薬物複合体)

Antibody-drug conjugateの略。抗体に高活性原薬を結合させた構造を持つ医薬品。抗体部分ががん細胞等に結合し、高活性原薬が直接がん細胞に働きかけるため、標的選択性が高く、副作用の少ない次世代の医薬品として期待されている。

核酸医薬

遺伝子の本体であるDNA(デオキシリボ核酸)やRNA(リボ核酸)を薬効成分とする医薬品。核酸成分の4種類の塩基あるいはその誘導体を疾患標的に対して有用な機能を持つように設計し、数個~百数十個の核酸成分を化学合成法により直鎖状につなげたもの。これまでの低分子医薬や抗体医薬が標的とすることができない疾患にも有効性が確認されており、標的や作用機序が明確で特異性も高いことから、副作用が少ない次世代の医薬品として期待されている。

オリゴ核酸

核酸医薬の主成分であり、数個~百数十個の核酸成分を化学合成法により直鎖状につなげたもの。

機能性表示食品

2015年4月に日本で機能性表示食品制度が施行され、事業者の責任で、科学的根拠を基に、含まれる成分の健康増進に資する機能性を商品パッケージに表示することができるようになった。事業者には「安全性の確保」(食経験や有害性の評価、品質管理体制、健康被害の情報収集体制の整備)、「科学的根拠の設定」(査読付き論文の臨床試験データや研究レビューに基づく)、「適正な表示による消費者への情報提供」が求められる。また、機能性表示食品制度は食品表示法の「食品表示基準」で規定され、事前届出制となっている(販売60日前)。