グローバルな製品開発・生産・販売体制、マーケティング力、ブランド力を強みに、現地の生活者の嗜好に合うおいしさと栄養改善に貢献する製品・サービスを提供しています。
事業展開国・地域の原料を使用しながら付加価値を生みだすことや、雇用拡大、さらには日本からの技術導入による食品産業の発展への貢献を通じて、今後も地域社会や生活者との共生を実現していきます。

調味料・加工食品

事業のはじまり・展開

1909年、日本で「味の素®」の発売を始めた当初から積極的に海外市場の開拓を図り、日本人と食生活の共通性を持つアジア諸国に対し「味の素®」の輸出を開始しました。
20年代よりアジア諸国に事務所を設置。次いで北米、欧州、中南米にも現地法人を設け、60年代にはタイを始めとした現地工場の建設も相次ぎました。
「味の素®」は現地の国産原料を使用し、発酵法で生産を行ってきました。現在では世界100か国以上で販売しており、味の素グループの唯一のグローバルブランドとなっています。
80年代以降は、東南アジア諸国やブラジルで所得水準が上がり、消費者の需要が風味調味料や加工食品にも向かいます。その中で、現地に合った味とブランド名で風味調味料、メニュー用調味料、即席麺、スープ、粉末飲料などを開発し展開。90年代には、タイで初めて缶コーヒーを開発・販売するなど事業の多角化を進めてきました。
現在では、売上規模の大きいアセアン、南米を中心に各国・地域の食生活や食文化に応じたカテゴリー展開を行いつつ、トルコ及び中東・アフリカなどにおいてはローカルトッププレイヤーとの連携により新地域開拓を進めています。

近年の市場変化

東南アジア、南米においては所得水準が向上し中間所得層が拡大。都市化やライフスタイルの変化に伴い、市場は伝統市場から量販店、コンビニエンスストアへと多様化しています。また、調理が簡便な加工度の高い製品への需要増加といった変化も見られ、各国で対応を進めています。

製品展開の考え方

関連リンク

冷凍食品

事業のはじまり・展開

1970年代、日本で生産した冷凍食品のアメリカへの輸出を皮切りに、事業をスタートしました。
2000年代に入ると、アメリカでの現地生産を開始。また日本向け製品を生産していたタイからの輸出により、欧州でも販売を開始しました。
2014年には、米国でウィンザー・クオリティ・ホールディングス社(現味の素フーズ・ノースアメリカ社)を買収し現地での展開強化に着手。またポーランドでJawo社との合弁会社を設立し、現地生産をスタートしました。
2017年には、フランスのラベリ・テレトル・スージェレ社(現フランス味の素冷凍食品社)を買収し、欧州でも展開強化を進めています。

近年の市場変化と打ち手

米国と欧州では、日本食人気の高まりや日式レストランの増加等により、餃子・米飯類に代表されるアジアン冷凍食品市場が急成長を続けています。その中で当社は、現地の生産基盤と販売網を活かしアジアンカテゴリーにおける圧倒的No.1を目指し事業拡大に取り組んでいます。

海外生産拠点と主要生産品目

関連リンク

加工用うま味調味料

事業のはじまり・展開

味の素®」リテール品の発売と時を同じくして、醤油製造の原料としてバルクでの供給を開始しました。以後、国内大口需要家向けの販路拡大に取り組み、1930年代には米国食品メーカーの需要を受け海外での販売も開始しました。
50年代以降、東南アジアや中南米を中心に「味の素®」の現地生産が始まり、バルクでの輸出も進みました。また味の素グループ内の他国へ輸出し、輸出先ではリテール品の包装作業を行い販売するという形態もとっています。
60年代には核酸系調味料も、リテール品に続き国内需要家向けにバルクでの発売を開始しました。海外への輸出も始まり、2000年代に入るとタイで生産工場を建設。「味の素®」の販売チャネルを活かし、現在では世界100か国以上で販売をしています。

近年の市場変化(リテール品含む)

MSG(グルタミン酸ナトリウム)の世界需要は、新興国における平均所得の上昇や人口増加などを背景に伸長を続けています。東南アジアは安定成長、南アジアやアフリカは成長を拡大しています。
また核酸系調味料は、加工食品市場の拡大と核酸系調味料の添加率の増加傾向により継続した需要拡大が期待されています。
その中で当社のシェアはいずれも世界トップクラスであり、今後も安定した市場ポジションを維持していきます。

うま味調味料生産* 拠点(リテール品含む)

*精製、包装のみ実施の拠点も含む
拡大
*精製、包装のみ実施の拠点も含む

主な競合会社

MSG:味丹グループ、CJグループ、大象グループ、阜豊グループなどの中国メーカー

核酸:CJグループ、大象グループ、MCフードスペシャリティーズ㈱、星湖生物科技社などの中国メーカー

甘味料

事業のはじまり・展開

1980年代、アミノ酸の製造技術を生かし、アミノ酸系甘味料の「アスパルテーム」を発売し事業をスタートしました。米国や欧州が主要市場の加工用製品に加え、国内ではリテール品として「パルスイート®」ブランドの発売に至りました。
現在、加工用製品としては世界約80か国で展開しています。リテール品では、90年代以降
東南アジアや中南米などでも展開が進んでいます。
2011年には当社が独自に開発した高甘味度甘味料「アドバンテーム」が上市され、米国、欧州、日本、中国、台湾などで販売をしています。

近年の市場変化

世界のアスパルテーム市場は、ユーザーの甘味コストダウンニーズや新興国も含めた摂取カロリーに対する意識の高まりにより、継続伸長しています。当社は甘味ソリューションのグローバルな提供を着実に推進していきます。

アスパルテームの主な競合会社

Sino Sweet社、Niutang社

関連リンク