味の素グループは、事業を通じた社会的課題解決に取り組み、社会・地域と共有する価値を創出することで経済価値を向上し、成長につなげてきました。この取り組みをASV(Ajinomoto Group Shared Value)と称し、これを進化させていくことが「確かなグローバル・スペシャリティ・カンパニー」の実現につながると考えています。

味の素グループを取り巻く環境も踏まえ、社外有識者との対話を通じて、非財務分野における社会と事業それぞれの重要度によってマテリアリティ(重要課題)項目を抽出しました。味の素グループが事業を通じて解決すべき社会課題として、「健康なこころとからだ」「食資源」「地球持続性」の3つを掲げ、その解決に向けたアプローチを4つの価値創造ストーリーとしてまとめました。

味の素グループが解決すべき社会課題と目指す創造価値

味の素グループは、事業を通じて社会課題の解決に貢献することで、経済価値を向上させ、持続的な成長を実現していきます。

マクロ環境での課題

・経済政策の不確実性 ・人口の増加  ・食資源(食糧不足、食糧廃棄)

・デフレーション  ・人口構成の変化 ・デジタル環境が変える食と生活

 

味の素グループが抽出・整理したマテリアリティ(重要課題)マッピング

 【解説】(3つの社会課題とASV価値ストーリーの関係性)

 

味の素グループは、事業を通じて社会課題の解決に貢献することで、経済価値を向上させ、持続的な成長を実現してきます。
「健康なこころとからだ」に関しては、近年のライフスタイルの変化により家族や地域とのつながりが希薄となっている状況があります。その背景に、栄養情報不足による栄養バランスの崩れが発生しています。生活習慣病の原因ともなる栄養バランスの崩れの解決に、 当社ならではの技術とうま味を軸とした調味料を活かし、おいしくからだに良いメニューをプロデュースしていく事で健康づくりに貢献します。

また、食事は栄養を摂るだけが手段ではありません。 食事を通じて、家族や人々がつながる'共食’の喜びを拡げ、時間がない中でも調理を楽しむ、簡単な調理ができるといったスマートな調理による生活時間の創出が多様なライフスタイルを支えます。

「食資源」「地球持続性」に関しては、 調達・生産といったモノづくりの場面から、お客様にお届けし、消費される全ての場面で資源を有効活用し、社会とお客様と共に地域・地球との共生に寄与します。

上記3つの価値創造を支えるのが、 グローバルトップクラスの人財です。お客様の視点に立って、各地域の様々なステークホルダーと協力することで新たな価値を創造していきます。

 

2020年度統合目標

ASVを通じた価値創造ストーリーに沿った事業活動により、社会・経済価値を創造します。

  ASVを通じた
価値創造ストーリー
社会価値
(味の素グループの共通目標)
経済価値  統合価値
社会 ①おいしくからだに良い食で健康づくり
②つながり、多様なライフスタイル

うま味を通じたたんぱく質・野菜をおいしく摂取し、栄養バランス改善

当社グループ調味料による
肉・野菜の摂取量
売上高

13,500億円
(+2,600億円)
コーポレートブランド価値※2

1,500 USD mil. ~
(+850 USD mil. ~)

 

共に食べる場の増加

当社グループ製品による
共食の場への貢献回数

おいしくスマートな調理の実現

当社グループ製品を通じて
創出される時間

人々の快適な生活の実現

アミノ酸製品を通じた
快適な生活への貢献人数
環境 ③地球との共生 地球環境への負荷を低減
調達・生産・消費を通じた
環境課題の解決
コスト削減
▲約100億円※1
ガバナンス ④多様な人材による地域との価値共創 従業員の働きがいの向上
働きがいを実感している
従業員の割合
ICT活用による
業務効率化

▲約25億円※1

※1 コスト削減▲100億円、▲25億円はFY16対FY19比較;
※2 インターブランド社調べ、「Japan's Best Global Brands 2016」 公表数値(FY15実績を基に算出)

味の素グループの共通目標・詳細