2012年3月27日

味の素株式会社
江崎グリコ株式会社
ハウス食品株式会社
味の素(株)、江崎グリコ(株)、ハウス食品(株)、3社共同による
海外包装材料(コートボール)の導入開始
〜包装材料の安定調達体制の構築に向けて〜
 味の素株式会社(本社:東京都中央区、社長:伊藤雅俊)、江崎グリコ株式会社(本社:大阪府大阪市、社長:江崎勝久)、ハウス食品株式会社(本社:大阪府東大阪市、社長:浦上博史)は、各社が個別に調達している包装材料の「コートボール※1」について、2012年4月以降、海外製紙会社から3社共同による海外包装材料の導入を開始することで合意しました。これにより調達ルートを拡大し、包装材料の安定調達体制の構築を図ります。

(※1) コートボール…白板紙の1種で、片面が白く、裏がねずみ色の板紙。原料として、日本では主に白層にパルプ・上質系古紙、中層に新聞古紙・雑誌古紙、裏層に新聞古紙を使用。食品では製品パッケージなどの個装や個装を入れる中箱(ボール箱)などに使用されている。

 現在の「コートボール」における3社の調達は国内中心であり、今後、安定的な調達体制を構築するためには海外の製紙会社からの導入が必要であると考えています。この度の3社共同による取組により、調達ルート拡大を図ると共に、国内の包装材料加工会社とも連携して、グローバルスペックの包装材料※2を国内で使用していく契機にしたいと考えています。

(※2) グローバルスペックの包装材料…世界中で広く使用されている包装材料。日本で使用されている包装材料とは規格・仕様が異なる。

 具体的には、海外調達材料についての監査などを3社が共同で実施し、その結果を直接海外製紙会社にフィードバックして協議を行い、品質向上を図ります。さらに国内の包装材料加工会社とも協議しながら、海外調達材料の使用に適した生産体制を整えていきます。(下図参照)

 2012年度より個装箱を入れる中箱(ボール箱)に使用している「コートボール」について、まず韓国の製紙会社から3社共同での導入を開始します。2013年度までに個装箱への展開を行い、将来的には「コートボール」の海外調達比率30%を目指します。

 


味の素株式会社 概要
代表者:取締役社長 伊藤雅俊
所在地:東京都中央区京橋1−15−1
設立:1925年12月17日(創業:1909年5月20日)
売上高:1兆2,076億円(2011年3月31日現在)
従業員数:(単体)3,310名(2011年3月31日現在)
事業内容:調味料、加工食品、アミノ酸、医薬品、化成品の製造・販売

江崎グリコ株式会社 概要
代表者:取締役社長 江崎勝久
所在地:大阪府大阪市西淀川区歌島4−6−5
設立:1929年2月11日(創業:1922年2月11日)
売上高:2,840億円(2011年3月31日現在)
従業員数:(単体)1,059名(2011年3月31日現在)
事業内容:菓子、食品の製造・販売

ハウス食品株式会社 概要
代表者:取締役社長 浦上博史
所在地:大阪府東大阪市御厨栄町1−5−7
設立:1947年6月7日(創業:1913年11月11日)
売上高:2,167億円(2011年3月31日現在)
従業員数:(単体)2,155名(2011年3月31日現在)
事業内容:食品製造加工ならびに販売、その他


【報道関係の方向けのお問い合わせ先】

味の素株式会社 広報部 PRグループ
  電話:03−5250−8180

江崎グリコ株式会社 広報IR部
  電話: (東京)03−3798−1147
(大阪)06−6130−4208

ハウス食品株式会社 広報・IR室
  電話:03−5211−6039
 
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