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味の素冷凍食品株式会社(社長:吉峯英虎 本社:東京都中央区)は、昨年のタイ国洪水被害により生産活動を停止していた、グループ会社のタイ味の素冷凍食品社(以下「AFT社」)の生産ライン再構築工事を 2012年5月より開始します。これにより、2012年11月中旬から生産活動を再開します。 AFT社は、1990年9月に設立され、日本向けの鶏肉加工冷凍食品や餃子を中心とした欧州・アジア向け 冷凍食品を生産しています。同社は昨年10月に発生したタイ国洪水により、10月7日以降生産活動を停止し、同社製品の代替生産はロブリ県にある主力工場のタイ味の素ベタグロ冷凍食品社、味の素ベタグロ・スペシャリティフーズ等で対応してきました。このたび、AFT社が所在するアユタヤ・ハイテク工業区の洪水再発による被災リスク低減工事が進められていることから、5月よりAFT社生産ラインの再構築工事を開始し、2012年11月中旬より生産活動を再開します。 これにより、日本国内向け製品の、タイ味の素ベタグロ冷凍食品社における一極生産リスクを解消するとともに、既に顕在化している欧州市場に加え、成長が期待されるアセアン市場開拓に向けた新たな製品の生産を検討していきます。 また、競争力強化の視点から、生産品目を日本国内向け家庭用主力品と、欧州・アジア向けの「餃子」類に特化し、よりコンパクトで高生産・高収益性を備えた生産体制を構築します。さらに、将来の事業成長に向け供給能力と増産スペースを確保します。 <AFT社・新ライン概要>
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