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味の素株式会社(社長:伊藤雅俊 本社:東京都中央区)の平成25年3月期第2四半期決算は、以下の通りです。 食品業界では、穏やかなデフレの市況の中、依然として食品原料の価格が高い水準にあり、厳しい状況が続いています。このような状況の中、当第2四半期連結決算の売上高は、前年同期を52億円下回る5,988億円(前年同期比99%)となり、利益面では、営業利益は57億円下回る368億円(86%)、経常利益は48億円下回る392億円(89%)となりましたが、厚生年金基金の代行返上益を特別利益として277億円計上したことにより、純利益は153億円上回る411億円(159%)となりました。 国内食品事業の売上高は、調味料・加工食品や冷凍食品の売上げが伸びたため、前年同期を49億円上回る2,265億円(102%)となりました。営業利益は、前第1四半期連結累計期間の販売費が震災の影響により抑えられていた反動もあり、前年同期を10億円下回る172億円(94%)となりました。家庭用冷凍食品は、 「ギョーザ」や自然解凍の弁当用商品が好調に推移したことに加え、昨年の震災後に休止していた一部商品の販売を再開したこと等により、売上げは堅調に推移しました。 海外食品事業の売上高は、為替の影響を受けたものの、調味料や加工食品の売上げが伸び、前年同期並みの1,148億円(99%)、営業利益は、為替の影響等により、前年同期を13億円下回る102億円(88%)となりました。調味料では、アジアの「味の素®」や風味調味料の販売が伸びたため売上げは堅調に推移しました。米州では、南米の風味調味料の売上げが為替の影響により前年同期を下回り、全体としても前年同期をわずかに下回りました。加工食品では、アジアでの粉末飲料「Birdy® 3 in 1」(バーディ スリーインワン)、缶コーヒー「Birdy®」(バーディ)等の飲料の売上げは前年同期を上回り、即席麺は順調に売上げを伸ばしました。 加工用うま味調味料は、国内では、核酸が昨年の震災により落ち込んだ販売数量を回復し、順調に売上げを伸長させましたが、食品加工業向け「味の素®」は販売価格を引き上げたものの販売数量が減少したことにより、前年同期を下回りました。海外では、核酸の販売推量がアジアを中心に増加し、売上げは前年同期を大きく上回りましたが、食品加工業向け「味の素®」は、為替の影響に加え、競合会社の輸出増加で販売数量が減少したことの影響により、売上げは前年同期を大きく下回りました。 バイオ・ファイン事業の売上高は前年同期を17億円下回る969億円(98%)、営業利益は前年同期を9億円上回る72億円(115%)となりました。飼料用アミノ酸事業では、為替の影響を受けるとともに、リジン、スレオニン、トリプトファンとも販売価格は前年を下回りましたが、リジンの販売数量が前年同期を上回り、トリプトファンについても前年同期を大きく上回ったため、全体として売上げは前年同期をやや上回りました。 医薬事業では、売上高は前年同期を54億円下回る359億円(86%)、営業利益は前年同期を36億円下回る18億円(32%)となりました。自社販売製品の売上げは薬価改定の影響を受けつつも、導入品の寄与もあり、前年同期並みとなりましたが、提携販売品については薬価改定、競合品の影響およびロイヤルティ収入減等により前年同期を大きく下回り、全体としても前年同期を下回りました。営業利益も売上げが減少したため、前年同期を大幅に下回りました。 【重要な後発事象】 当社は、平成24年5月8日開催の取締役会において、当社の連結子会社であるカルピス株式会社(開示内閣府令第19条第10項に定める特定子会社に該当、以下カルピス社)の全株式をアサヒグループホールディングス株式会社(以下、アサヒGH社)に譲渡することを決議し、同日付で同社との間で株式譲渡契約を締結しました。 本契約に基づき、当社は、平成24年10月1日に、当社が保有するカルピス社の全株式をアサヒGH社へ譲渡しました。 <当該会社株式譲渡の概要>
最近の業績の動向等を踏まえ、平成24年5月8日に公表した平成25年3月期(平成24年4月1日〜 平成25年3月31日)の通期連結業績予想を下記のとおり修正しましたのでお知らせします。 記
1.通期連結業績予想数値の修正(平成24年4月1日〜平成25年3月31日) 2.修正の理由
以上
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報道関係の方向けお問い合わせ先:pr_info@ajinomoto.com
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