• mixiチェック
2013年1月21日
味の素(株)、バングラデシュで包装工場を稼働
南アジア地域の競争優位性を加速
〜2013年1月より本格稼働開始〜

 味の素株式会社(社長:伊藤雅俊 本社:東京都中央区)は、バングラデシュの首都ダッカ郊外にあるトンギ地区の工業団地内にコンシューマー向けうま味調味料「味の素®」の包装工場を建設し、2013年1月より
本格稼働を開始しました。
 
 当社は、2011−13年中期経営計画において、確かなグローバルカンパニーとなるため、海外コンシュー
マーフーズ事業の強化・伸長を基本方針として掲げています。
 バングラデシュでは2003年度より、シンガポールを拠点に市場開拓を始め、2011年8月にバングラデシュ味の素社を設立し、同国での事業強化を推進しています。バングラデシュの人口は、現在1.6億人で、今後も増加が見込まれ※1、また、バングラデシュでは米を主食とし、うま味調味料「味の素®」との親和性の高い
メニュー(豆スープ・野菜カレー)が食されており、今後より一層の市場成長が期待できます。
※1 バングラデシュ人口:今後、年2%の伸長が予想され、2025年約2.1億人に達する見込み
(2011年、国連推計)。

 バングラデシュ味の素社は、法人設立当初、インドネシア味の素社よりうま味調味料「味の素®」の完成品を輸入・販売していましたが、このたび新工場を建設し、タイから輸入した原料の小分け包装を開始しました。また、工場新設に合わせ、同一建屋内に本社、営業事務所も移転し、お客様のニーズに合った包装容量への対応など、迅速な販売活動が可能になりました。
 
 今後は、2016年に売上高約30億円、コンシューマー市場において調味料No.1を目指します。
 
 
 
 
<バングラデシュ味の素社(Ajinomoto Bangladesh Ltd.)の概要>
  (1) 所 在 地 バングラデシュ人民共和国
  (2) 会社設立 2011年
  (3) 代 表 者 社長 姫岡 健(ひめおか たけし)
  (4) 従 業 員 約60名
  (5) 事業内容 うま味調味料「味の素®」の包装および販売
 
<バングラデシュ味の素社 トンギ工場の概要>
  (1) 所 在 地 バングラデシュ人民共和国 ダッカ郊外 トンギ地区工業団地内
(Plot-175, Tongi Industrial Area)
  (2) 工 場 長 ドゥサディ・サェラノントゥ(Dusadee Salelanont)
  (3) 稼働開始 2012年5月
  (4) 投 資 額 約57百万円(54百万バングラデシュタカ)※2
※2 1バングラデシュタカ=1.08414円(2012年12月末時点)
  (5) 生産品目 うま味調味料「味の素®」の包装
  (6) 工場の位置づけ 1)コンシューマー製品の供給拠点
2)バルクおよび製品の保管基地
  (7) 従業員数 40名(2012年12月末現在)
  (8) 敷地面積 土地3,100m2、建物1,470m2
報道関係の方向けお問い合わせ先はこちら
 
閉じる