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2013年5月15日
味の素(株)、コートジボワールにうま味調味料の包装工場新設
西アフリカ11カ国※1での事業拡大に向け本年4月本格稼働

※1 コートジボワール、マリ、ブルキナファソ、トーゴ、リベリア、シエラレオネ、ガンビア、セネガル、ギニア、ギニアビサウ、ガーナ。

 味の素株式会社(社長:伊藤雅俊 本社:東京都中央区)の海外販売法人である西アフリカ味の素社は、コートジボワール最大都市アビジャン市ヨプゴン地区の工業団地内に、コンシューマー向けうま味調味料「味の素®」の包装工場(ヨプゴン工場)を建設し、2013年4月から本格稼働しました。

 コートジボワールでは、2012年1月に西アフリカ味の素社を設立し、同国内市場向けに「味の素®」の販売を開始しました。当初はナイジェリアのウエスト・アフリカン・シーズニング社(以下WASCO)から
「味の素®」の完成品を輸入し、販売していましたが、今回の包装工場設立により、「味の素®」の原料をブラジル味の素社から輸入し、現地で、現地の消費者のニーズに合わせて小分け包装し、販売することが可能になりました。これにより、コートジボワールだけでなく、経済交流が活発化する周辺国を含めた西アフリカ11カ国を一つのエリアとして捉え、同エリアにおける事業拡大を図ります。今後は風味調味料、加工食品までを見据えた商品展開を計画しており、2016年に売上高約25億円を目指します。

 当社は、2011−13年中期経営計画において、確かなグローバルカンパニーとなるため、海外コンシューマーフーズ事業の強化・伸長を基本方針として掲げています。
 味の素グループではアフリカを重点強化エリアと位置づけており、ナイジェリアにおけるWASCOの包装工場の生産能力増強工事(2013年3月完工)、同社の北部物流倉庫建設(2013年4月完工)、同国内の販売網の拡大等を図り、事業基盤の強化を推進してきました。新たにコートジボワールの包装工場が加わり、益々アフリカのお客様のニーズに合った商品とサービスを提供することにより、西アフリカエリアを中心にサブサハラエリア※2でのさらなる事業拡大を目指します。
※2 サブサハラエリア(サブサハラアフリカ)とは、サハラ砂漠より南の49カ国から成る地域。

<西アフリカ味の素社 ヨプゴン工場の概要>
(1)所 在 地コートジボワール共和国


アビジャン市


ヨプゴン工業団地内
(2)稼働開始2013年4月
(3)生産品目うま味調味料「味の素®」の


包装
(4)敷地面積土地 約2ha


建物 約2,765m²


参考資料

 西アフリカ味の素社(AJINOMOTO AFRIQUE DE L’OUEST S.A.)の概要

(1)所 在 地:コートジボワール共和国 アビジャン市

(2)会社設立:2012年1月

(3)代 表 者:社長 横田 裕生(よこた ひろお)

(4)従 業 員:約60名

(5)事業内容:うま味調味料「味の素®」の輸入、包装、販売

 西アフリカ味の素社販売地域・・・西アフリカ11カ国:

コートジボワール、マリ、ブルキナファソ、トーゴ、リベリア、シエラレオネ、ガンビア、セネガル、

ギニア、ギニアビサウ、ガーナ
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