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2013年7月16日
味の素社、タイのトップブランド「Birdy®」缶コーヒー第2工場稼働
旺盛な需要に応えて、安定供給体制を構築
〜投資額45億円、本年7月より本格稼働〜

 味の素株式会社(社長:伊藤雅俊 本社:東京都中央区)の連結子会社であるAjinomoto Sales (Thailand) Co., Ltd.(以下、タイ味の素販売社)は、約45億円(1,407百万タイバーツ)を投じて「Birdy®」(バーディ)缶コーヒーの第2工場を7月より本格稼働しました。これにより、生産能力は現行の2倍に拡大し、7億5,000万本になり、今後も拡大し続けるタイ消費者の需要に対応することが可能になります。本工場は、2008年に設備投資を行い、タイ産の生豆を主原料として、焙煎抽出・調合・充填の一貫生産を
開始し、現在も継続的に品質向上に取り組んでいます。
 
 「Birdy®」缶コーヒーは、1993年に販売を開始したタイ国初の缶コーヒー(アイスコーヒー)で、発売以来、市場の7割を占めるトップブランドとして、缶コーヒー市場を創造してきました。今年度は発売20周年を迎え、
現在も、売上げは順調に拡大しており、タイ味の素販売社の基幹事業の一つとなっています。

 「Birdy®」缶コーヒーの発売当初、手を加えなくてもアイスコーヒーが手軽に飲めて、「眠気を覚ますことができる」、「リフレッシュできる」と、主に30〜40代の男性ドライバーの支持を得、20年経った今では現地の嗜好に合わせた味がタイの消費者に受け入れられ、幅広い層に飲用されています。2012年度に チュラーロンコーン大学※1より「Most Powerful Brand 2012」を受賞するなど、「おいしくて高品質」、「タイ人のためのブランド」というイメージが定着しています。
 ※1 1917年に設立された国立大学で、タイ国で最も歴史と権威を持つ大学の1つ

 味の素グループの海外コンシューマーフーズ事業約2,000億円の売上げのうち、飲料事業の売上は10%を占め、順調に成長しています。2011−13年中期経営計画において、確かなグローバルカンパニーとなる
ため、海外コンシューマーフーズ事業の強化・伸長を基本方針に掲げており、さらなる事業拡大を図ります。


<「Birdy®」缶コーヒー 発売20周年記念缶:5品種>

<タイ味の素販売社「Birdy®」第2工場の概要>
(1)所 在 地
:タイ国サラブリ県ノンケー工業団地
(2)工 場 長
:菅江 洋行(すがえ ひろゆき)
(3)稼 働 開 始
:2013年7月
(4)設備投資内容
:建屋増築、製造ライン増設(増産生産能力:+約12,500千ケース※2)、コーヒー豆倉庫、およびブレンド原料倉庫、製品・包材倉庫拡張等
※2 ケース=180ml×30缶
(5)設備投資額
:約45億円(1,407百万タイバーツ)※3
※3 1タイバーツ=3.16円(2013年6月末時点)
(6)従 業 員 数
:約100名
(7)敷 地 面 積
:土地 43,120m²、建屋 20,300m²(2階建て)


<タイ味の素販売社「Birdy®」第2工場の外観>

【ご参考】

<タイ味の素販売社(Ajinomoto Sales (Thailand) Co., Ltd.)の概要>
(1)所 在 地
:タイ国バンコク都
(2)会 社 設 立
:1974年
(3)代 表 者
:社長 Vichai Chaipinchana
(4)従 業 員
:約900名
(5)事 業 内 容
:調味料、即席麺、飲料、飼料等の販売
(6)資 本 構 成
:タイ味の素社 49.0%、シ・アユタヤリアルエステート社48.2% 他
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