2013年9月5日
味の素冷凍食品株式会社(社長:吉峯英虎 本社:東京都中央区 以下、味の素冷凍食品社)は、味の素
グループの深セン・アモイ・フーズ社で行っている冷凍食品の生産を、同じくグループのアモイ・フード社の 香港工場に移管し、2013年9月から生産を開始します。 今回のアモイ・フード社への移管では、生産ラインの機械化により、これまでの製品品質を維持しつつ生産性向上を図ります。また、開発(アモイ・フード社)−生産(深セン・アモイ・フーズ社)−販売(アモイ・フード社)と分散されていた各機能をアモイ・フード社へ一元化し、生販一体運営を行うことにより、より一層競争力の強化を図り、海外事業を拡大します。
味の素冷凍食品社は、味の素株式会社とともに実施した2006年のアモイ・フード・グループの買収以降、
これまで冷凍食品の生産を、深セン・アモイ・フーズ社で行っていましたが、土地・建物リース契約の満期を 迎えるため、冷凍食品の販売を行っているアモイ・フード社の香港工場に生産を移管します。 これにより従来、中国人民元から香港ドル※等の為替変動リスクを軽減できるだけでなく、生販一体による運営で開発および、供給スピードの向上が見込まれます。
なお、アモイ・フード社で生産した製品は、主要市場の香港のみでなく、北米、豪州へも輸出されます。
※1香港ドル=12.65円(2013年7月末時点)
味の素グループにおける冷凍食品事業は、2011−2013年度中期事業計画において、国内事業の安定
成長と海外事業の大幅な拡大を推進しています。すでに発表している北米でのコンシューマー事業強化、 欧州での生産開始に続き、香港を中心としたアジア市場を強化し、海外事業展開を加速することで、海外売上比率20%を早期に目指します。 <アモイ・フード社の概要>
<新冷凍食品工場の概要>
<味の素冷凍食品株式会社の概要>
なお、深セン・アモイ・フーズ社は2014年6月をもって会社清算予定です。
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