2014年11月6日
味の素株式会社(社長:伊藤雅俊 本社:東京都中央区)の平成27年3月期第2四半期決算(平成
26年4月1日〜平成26年9月30日)の概要は、以下の通りです。 (単位:億円)※億円未満切捨て( )内は前年同期実績
第2四半期の連結累計期間の売上高は、海外食品のコンシューマーフーズや国内食品が伸長したものの、平成25年7月1日から持分法適用会社であるエイワイファーマ社に輸液・透析事業を移管し、売上げがなくなったこと等により前年同期を12億円下回る4,676億円となりました。同営業利益は、徐々に利益水準が改善しているものの前年同期を下回った飼料用アミノ酸事業の影響が大きく、前年同期を11億円下回る285億円となりました。
セグメント別の連結業績概況は以下の通りです。
(単位:億円)※億円未満切捨て
国内食品セグメントの売上高は、冷凍食品の売上げが伸長したことに加え、調味料・加工食品で消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動の影響が収束し、7月より増収に転じたこと等により前年同期を上回りました。営業利益は、販売費の増加や冷凍食品の原材料価格高騰に伴うコスト増等により前年同期を下回りました。
海外食品セグメントの売上高は、ベトナムやインドネシア、タイにおけるうま味調味料「味の素®」、インドネシアの風味調味料「Masako® (マサコ)」、タイの風味調味料「RosDee® (ロッディー)」や即席麺の売上げが伸長したこと等により、前年同期を上回りました。営業利益は、コンシューマーフーズの増収等により前年同期を大幅に上回りました。
バイオ・ファインセグメントの売上高は、製薬カスタムサービス、甘味料、医薬用・食品用アミノ酸の売上げが伸びたものの、飼料用アミノ酸の減収により全体で前年同期を下回りました。営業利益は、医薬用・食品用アミノ酸、化成品が増益となったものの、飼料用アミノ酸が販売価格の下落の影響を受けて大幅な減益となったため、全体で前年同期を下回りました。
医薬セグメントは、提携販売品のロイヤルティ収入が増加したものの、平成25年7月1日から持分法適用会社であるエイワイファーマ社に輸液・透析事業を移管し、当該事業の売上げがなくなったことや薬価改定および後発品の影響もあり減収・減益となりました。
なお、当期(平成27年3月期)の期末配当金予想は、連結業績予想等を勘案した結果、従来予想から2円増配し、1株当たり12円とします。中間配当金を含めた当期の年間配当金は1株当たり22円(うち中間配当金10円)を予定しています。
通期の平均為替レートは1ドル=100.0円で設定しています。
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