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2015年10月6日
味の素(株)、ギフト事業を味の素ゼネラルフーヅ(株)へ譲渡し、
両社のギフト事業を統合
~味の素ゼネラルフーヅ(株)連結子会社化後のシナジー創出を目指す~

 味の素株式会社(社長:西井孝明 本社:東京都中央区)は、味の素グループのギフト事業の強化を図るため、当社のギフト事業を味の素ゼネラルフーヅ株式会社(以下、「AGF」)に譲渡し、両社のギフト事業を統合します。統合時期は、2016年4月1日の予定です。これにより、両社の持つ資産をフル活用し、スペシャリティのある“食・嗜好飲料と健康”ギフトの創出を目指します。

 当社は、「確かなグローバル・スペシャリティ・カンパニー」を目指す中で、事業構造強化と飛躍的な成長に向けた「隣地」(既存製品領域の隣接製品、隣接市場)への事業領域拡大に取り組んでおり、その一環で本年4月にAGFを連結子会社化しました。その後、各部門において協業を進めるとともに、事業構造の強化、新製品開発や生産面でのシナジーを模索してきました。ギフト市場は約7兆円で、中元・歳暮市場の縮小傾向が続く一方、ギフト市場の約6割を占めるパーソナルギフト市場は年率約2%で伸長しており今後も拡大する見通しです(2014年度当社推定)。この伸長するパーソナルギフト市場でのプレゼンスを獲得すべく、当社とAGFのギフト事業を統合します。本統合は、連結子会社化によるAGFとのシナジー創出に向けた具体策の第一弾となります。
 ※ギフト市場の内、中元、歳暮、法人ギフト等以外の贈答品の市場。

 具体的には、製品ポートフォリオの見直しおよび事業運営・営業体制等の効率化により収益性の改善を進めるとともに、生産・物流拠点の再構築を行うことで、事業構造強化を図ります。また、当社独自技術を活用し、既存製品(食品・嗜好飲料)に加え「健康」の価値を有する新領域のギフトを開発することで統合によるシナジーを創出していきます。

 本件による2015年度連結業績への影響はありません。

 今後当社は、ギフト事業以外の分野においてもAGFとの協業を進め、事業構造を強化し、粉末加工製品という共通軸を梃に新製品開発や生産面でのシナジーを創出していきます。

<味の素ゼネラルフーヅ株式会社概要>
(1) 会社名 味の素ゼネラルフーヅ株式会社
(英文表記)Ajinomoto General Foods,Inc.
(2) 社長 横山 敬一
(3) 所在地 東京都新宿区西新宿3-20-2東京オペラシティ
(4) 設立年月日 1973年8月1日
(5) 従業員数 1,116名(グループ会社を含む、2015年4月1日現在)
(6) 事業内容 飲食料品の製造、販売
(7) 資本金 38億6,270万円
(8) 株主 味の素グループ100%
以上
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