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2016年3月29日
平成28年3月期 通期連結業績予想の修正に関するお知らせ

 味の素株式会社(社長:西井孝明 本社:東京都中央区)は、本日開催の取締役会決議を踏まえ、平成27年11月5日に公表した平成28年3月期(平成27年4月1日~平成28年3月31日)の通期連結業績予想を下記のとおり修正しますのでお知らせします。


1.通期連結業績予想数値の修正(平成27年4月1日~平成28年3月31日)
(単位:百万円)
  売上高 営業利益 経常利益 親会社株主
に帰属する
当期純利益
1株当たり
当期純利益
(円)
期首発表予想(A) 1,263,000 82,000 85,000 50,000 84.49
前回修正予想(B) 1,263,000 86,000 89,000 67,500 114.72
今回修正予想(C) 1,263,000 93,000 94,000 61,500 104.50
増減額(C-B) 7,000 5,000 △6,000
増減率(%) 8.1% 5.6% △8.9%
(ご参考)
前期実績
(平成27年3月期)
1,006,630 74,519 82,808 46,495 78.54

2.修正の理由
 平成27年11月5日公表の業績予想に対して、営業利益以下、各段階の利益を修正しました。

 営業利益は、2014-2016中期経営計画最終年度目標の910億円を1年前倒しで上回る930億円を見込んでいます。円高進行による換算為替のマイナス影響はあるものの、利益成長投資“Grow”の貢献と構造改革
“Fit”の成果が着実に発現しています。

 営業利益予想を従来の860億円から70億円増の930億円に引き上げましたが、これは主として、日本食品の堅調、とりわけ業務用領域における需要家との取り組みによる好調な販売、冷凍食品の貢献、味の素ゼネラルフーヅ株式会社の連結化による増益への貢献、および海外食品における貿易為替影響による加工用うま味調味料の好調継続や味の素ウィンザー社での購入原料価格の安定等が寄与しています。

 また、平成28年4月1日付けにて、エーザイ株式会社が60%、当社が40%保有するEAファーマ株式会社が発足します。新統合会社が消化器領域におけるスペシャリティファーマを目指し事業領域を特化することに伴い、当社は、医薬事業構造改革費用等として特別損失約185億円を平成28年3月期に計上します。

 特別損失の内容としては、当社の医薬製造用固定資産および知的財産権に関わる減損損失約50億円、輸液・透析事業を行う当社持分法適用会社の持分譲渡に関わる関係会社株式売却損約50億円、複数社に対する契約解消金約70億円等となります。また、統合に関わる営業費用として約15億円が発生します。

 上記に加え、不採算事業に関わる固定資産の減損損失等も計上することから、これらを踏まえ、平成27年11月5日に公表した親会社株主に帰属する当期純利益を、675億円から615億円に修正します。

(注) 上記業績予想は、計画のもととなる前提、予測を含んで記載しています。実際の業績は、今後様々な要因によって上記予想とは異なる結果となる可能性があります。
以上
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