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2016年7月8日
味の素(株)、中南米のカップ麺市場に新規参入
2016年6月20日より販売開始
~ペルー自社工場敷地内にカップ品種専用工場を建設~


「Aji-no-men®」Sopa Lista
左から<あっさりチキン味><ビーフ味><濃厚チキン味>
 味の素株式会社(社長:西井孝明 本社:東京都中央区)の連結子会社であるペルー味の素社(AJINOMOTO DEL PERÚ S.A.)は、即席麺「Aji-no-men® 」ブランドから新たにカップ品種3品種(あっさりチキン味、ビーフ味、濃厚チキン味)を6月20日に発売しました。これにより中南米における即席麺市場の開拓を加速します。

 味の素グループは、中南米市場の開拓を目指す中、2014‐2016中期経営計画において、即席麺事業を中南米における成長ドライバーと位置付けています。
ペルー味の素社が即席麺事業を展開しているペルー、
ボリビア、チリ、コロンビアの南米4カ国の市場はそれぞれ伸長を続けており、これにグアテマラ、エルサルバドル、
ホンジュラス、ニカラグア、パナマ、コスタリカを加えた中南米10カ国の即席麺市場は年間約4億食に到達しています(2014年、当社推定)。南米4カ国の即席麺市場におけるカップ麺の構成比は相対的に低いものの、近年の
ライフスタイルの多様化に伴い、袋麺を上回る伸びを示しています(当社調べ)。

  「Aji-no-men®」は、2002年に発売した即席麺(袋品種)で、現在15品種を販売しています。発売以来、順調に売上げを伸ばしており、ペルー国内では圧倒的なシェアを、その周辺国であるボリビア、チリ、コロンビアでも高いシェアを獲得しています。ペルー味の素社は、今後も伸長が見込まれるカップ麺市場に参入するとともに
「Aji-no-men®」ブランドの更なる認知拡大を図り、中南米即席麺市場の開発を加速します。

 今回発売したカップ品種の商品名は、“お湯を注ぐだけでできる簡便性”を訴求するため、「Aji-no-men®」Sopa Listaと名付けました。Sopa Listaは、スペイン語で“手軽にすぐ食べられるスープ”を意味します。当社独自のスペシャリティのあるスープや麺をカップ品種にも活用することで、袋品種同様にお客様に支持される品質を実現しました。また、紙製容器を使用することで、電子レンジ調理も可能にしました。新製品の生産は、ペルー味の素社カヤオ工場敷地内に新たに建設したカップ専用工場で行います。“魅せる工場”を目指し、新工場には見学通路を設置しています。

 味の素グループは、今後もよりおいしく、高品質な製品の提供を通じて、現地の豊かな食生活に貢献します。
中南米10カ国
(外務省HPより)

ペルー味の素社カヤオ工場外観

参 考

新工場概要
(1) 所在 ペルー味の素社カヤオ工場内(ペルー共和国リマ市内)
(2) 投資 33.2百万ペルー・ヌエボ・ソル(約10億円)
※1ペルー・ヌエボ・ソル=31.24円(2016年6月末レート)
(3) 延床面 8,000㎡(3階建て)

ペルー味の素社の概要
(1) 英文会社 AJINOMOTO DEL PERÚ S.A.
(2) 所在 ペルー共和国リマ市
(3) 設立時 1968年
(4) 代表 社長 川端 良成(かわばた よしなり)
(5) 従業 約1,000名 (2016年5月現在)
(6) 事業内 調味料(うま味調味料「AJI-NO-MOTO®」、風味調味料「Doña Gusta®」、メニュー用調味料「Deli Arroz®」、「Aji-no-mix®」、液体調味料「AJI-NO-SILLAO®」等)、即席麺(「Aji-no-men®」)、肥料等の製造・販売
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