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2016年8月2日
味の素(株)、ドイツおよび日本でグルタミン酸ナトリウム製品の
製造方法に関する特許権侵害訴訟を提起

 味の素株式会社(社長:西井孝明 本社:東京都中央区)は、グルタミン酸ナトリウム製品を販売する韓国のCJ CheilJedang社(シージェイ チェイルジェダン社 社長:キム チョルハ 本社:韓国ソウル特別市)とその関連企業3社(以下「CJグループ」)に対し、その製造方法に関する特許権侵害訴訟を、それぞれ、ドイツのデュッセルドルフ地方裁判所および東京地裁に、2016年8月1日(現地時間)に提起しました。

 CJグループでは、CJ CheilJedang社の傘下のインドネシア法人でグルタミン酸ナトリウム製品を製造し、各国で販売していますが、その製造方法が当社の特許権を侵害しているとの見解に至り、このたび当社はCJグループに対し侵害製品の販売差止めと、過去に販売した侵害製品に関する損害賠償を裁判で求めることとしました。

 味の素グループは、うま味調味料「味の素®」の主成分であるグルタミン酸ナトリウム製造のグローバル・リーディング・カンパニーとして、より資源利用効率の高いグルタミン酸ナトリウム製造技術の創出に向け、研究開発に集中的な投資を行っています。知的財産権の侵害はこのような研究開発の努力を阻害するものと考えており、引続きその権利を守るため正当な法的保護を求めていく考えです。

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