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2017年5月9日
味の素(株)、フランス全土で冷凍食品を本格発売
~欧州主力チャネルを通じ、コンシューマー向け「AJINOMOTOブランド」を初の全国展開~

 味の素株式会社(社長:西井孝明 本社:東京都中央区)は、4月よりフランス全土で日本食の冷凍食品8品種の本格販売を開始しました。大手流通との連携により、同国内での販路を開拓、充実した製品ラインアップの提供を通じて、フランスの一般家庭における「AJINOMOTOブランド」の浸透を図ります。
  <Gyoza Vegetables(野菜餃子)>(左)
  <Gyoza Chicken & Vegs(チキンと野菜餃子)>(右)
<Karaage(から揚げ)>

 フランスにおける調味料等を含む家庭用・外食用の日本食市場は拡大基調にあり、2016年は約47百万ユーロ(約56億円)と、主に寿司を提供する日本食レストランの増加により、前年に対し約15%拡大しました(出典:Libre Service Actualités)。2019年のラグビーワールドカップ、2020年のオリンピック・パラリンピック競技大会の日本での開催を契機に、今後更に日本食の人気が高まると予想されます。

 このような市場環境を背景に、当社はフランスの連結子会社である欧州味の素食品社(AJINOMOTO FOODS EUROPE S.A.S.)を通じて、2016年4月より、大手流通のパリ周辺店舗にて「AJINOMOTOブランド」の冷凍食品のテスト販売を実施してきました。その結果、当該大手流通より冷凍食品の売上げ増に貢献したとの評価を得て、このたびの本格発売に至りました。欧州主力チャネルを通じ、コンシューマー向け「AJINOMOTOブランド」冷凍食品をフランスで全国展開するのは初めてであり、日本食レストランのおいしさが家庭で気軽に楽しめる餃子やから揚げなど計8品種の冷凍食品を通じて、「AJINOMOTOブランド」の認知向上と浸透を目指します。

 当社は2017-2019中期経営計画において、食品事業の地域ポートフォリオ強化を通じた確かな成長を重点戦略に掲げており、欧州においては、スペシャリティを生かした日本食製品を中心に、冷凍食品事業の拡大を進めています。今後、製品ラインアップを拡充し、フランスで伸長する日本食市場の需要に応え、各国・地域の食生活・食文化に適合したカテゴリ展開を通じて、現地の生活者のより健やかな生活に貢献します。

 ※ 1ユーロ=119.79円(2017年3月末レート)

<製品概要>
(1) ブランド
(2) 品種 スターター4品種 <Gyoza Chicken & Vegs(チキンと野菜餃子)>
<Gyoza Vegetables(野菜餃子)>
<Karaage(から揚げ)>
<Yakitori(焼き鳥)>
メイン4品種 <Yakiniku(焼肉)>
<Terisoba(照り焼きソースそば)>
<Takikomi(炊き込みごはん)>
<Shiitake Gohan(椎茸ごはん)>
(3) フライパン・オーブン・電子レンジ等で簡単に調理することができ、家庭で日本食レストランの味を楽しむことができます。
(4) Gyoza/Yakitori:200g(10個入り)、Karaage:180g(9個入り)、
メイン4品種:560g(2人前)
(5) 発売 2017年4月

参 考

■欧州味の素食品社の概要
(1) 英文会社 AJINOMOTO FOODS EUROPE S.A.S.
(2) 所在 フランス共和国 パリ市
(3) 設立時 2003年10月
(4) 代表 社長 アラン・ブリオン(Alain Vrillon)
(5) 資本 82百万ユーロ(約98億円)
(6) 株主構 味の素株式会社 100%
(7) 従業員 244名(2016年3月時点)
(8) 事業内 調味料、酵素製剤の製造・販売、その他加工食品の販売

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