2017年5月15日
味の素株式会社(社長:西井孝明 本社:東京都中央区)の平成29年3月期(平成28年4月~平成29年3月)連結業績の概況を以下の通りお知らせします。
1.平成29年3月期連結業績の概況
(単位:億円) ※億円未満切捨て
当期の連結売上高は、換算為替の影響、医薬事業の再編によりEAファーマ株式会社が当社の連結子会社から持分法適用会社となった影響等により、前期を926億円下回る1兆914億円となりました。同営業利益は、動物栄養が大幅な減益となったことに加え、為替の影響等もあり、前期を55億円下回る853億円、同経常利益は、前期を38億円下回る902億円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に計上した日清味の素アリメントス社の持分売却に係る関係会社株式売却益の影響等がなくなり、前期を108億円下回る525億円となりました。
当期の株主配当は、前期より2円増配の1株当たり年間30円(うち中間配当金15円)を予定しており、次期(平成30年3月期)の株主配当については、1株当たり年間30円(うち中間配当金15円)を予定しています。
セグメント別の連結業績概況は以下の通りです。
当期より報告セグメントの区分を変更しており、以下の前期比較については、前期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しています。
(単位:億円)※億円未満切捨て
日本食品セグメントの売上高は、冷凍食品(日本)の売上げが伸長したものの、子会社売却の影響やコーヒー類の減収等により調味料・加工食品(日本)の売上げが前期を下回ったことから、前期を下回りました。営業利益は、冷凍食品(日本)や調味料・加工食品(日本)が増益となったことから、前期を上回りました。
海外食品セグメントの売上高は、為替の影響もあり、調味料・加工食品(海外)や加工用うま味調味料・甘味料、冷凍食品(海外)の円貨ベースでの売上げが減少し、前期を下回りました。営業利益は、為替の影響等により、前期を下回りました。
ライフサポートセグメントの売上高は、動物栄養が大幅な減収となったため、前期を下回りました。営業利益は、動物栄養の大幅な減益等により、前期を下回りました。
ヘルスケアセグメントの売上高は、製薬カスタムサービスと医薬用・食品用アミノ酸が減収となりましたが、その他事業(健康食品等)の増収により、全体としては前期並みとなりました。営業利益は、製薬カスタムサービスの増益に加え、医薬用・食品用アミノ酸が前期並みの実績となったため、前期を上回りました。
2.平成30年3月期連結業績予想
当社は平成29年3月期の有価証券報告書における連結財務諸表より国際財務報告基準(以下、「IFRS」)を任意適用することを決定したため、平成30年3月期の見通しは、IFRSに基づき記載しています。
(単位:億円)※億円未満切捨て
通期の為替レートは1米ドル=108円を想定しています。
以上
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