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2017年8月3日
味の素(株)、中国・梅花(メイフア)生物科技集団と
飼料用アミノ酸製造委託契約を締結
〜動物栄養事業の成長加速に向け、グローバル供給体制を再構築〜

 味の素株式会社(社長:西井孝明 本社:東京都中央区)は、連結子会社である味の素アニマル・ニュートリション・グループ株式会社(社長:鈴見満喜 本社:東京都中央区、以下「AANG社」)を通じて、アミノ酸関連製品の中国大手メーカーである梅花生物科技集団股份有限公司(Meihua Holdings Group Co., Ltd. 董事長:王愛軍 本社:河北省廊坊市 経済技術開発区 以下、梅花社)と、飼料用リジンおよびスレオニンの製造委託について合意し、本日契約を締結しました。これによりAANG社は2018年度以降、梅花社が製造する両製品を当社ブランドでグローバル市場向けに販売する予定です。梅花社は飼料用アミノ酸の製造委託先としては2社目となり、今回の契約締結により、当社は動物栄養事業の基盤である飼料用アミノ酸のグローバル供給体制の再構築を推進します。

 グローバル市場における食肉消費はプラス成長を維持しており、飼料生産および飼料用アミノ酸の需要は今後も堅調に推移すると見込まれます。こうした環境の下、AANG社は市場と顧客の多様化するニーズに応えるべく、グローバル市場における飼料用アミノ酸の安定供給と顧客視点のソリューション提供力の向上を図ります。

 当社は、2017-2019中期経営計画において、アミノサイエンス事業におけるスペシャリティの確立による事業ポートフォリオ強化を掲げており、動物栄養事業においては外部リソースの活用を含む構造改革を推進し、スペシャリティへの転換を加速します。本件はそれに備えた着実なステップとなるものです。味の素グループは、アミノ酸のグローバル・リーディング・カンパニーとして、今後も独自技術とグローバル市場での顧客基盤に立脚した動物栄養事業の展開を通じて、持続可能な食資源の生産に貢献します。

参 考
梅花生物科技集団股份(グーフェン)有限公司の概要
(1) 英文会社 Meihua Holdings Group Co., Ltd.
(2) 所在 中国 河北省廊坊(ランファン)市
(3) 設立時 2002年
(4) 代表 董事長 王愛軍(ワン アイジュン)
(5) 資本 31億人民元(約508億円) *1人民元=16.38円(2017年7月末レート)
(6) 株式上 2010年(上海証券取引所)
(7) 事業内 各種アミノ酸・調味料等の製造・販売

味の素アニマル・ニュートリション・グループ株式会社の概要
(1) 英文会社 Ajinomoto Animal Nutrition Group, Inc.
(2) 所在 東京都中央区
(3) 設立時 2011年
(4) 代表 取締役社長 鈴見満喜(すずみ みつのぶ)
(5) 資本 1,334百万円
(6) 株主構 味の素(株) 100%
(7) 事業内 飼料用アミノ酸を含む動物栄養事業を営む会社等の株式の所有を通じた当該事業の
統括・管理および当該動物栄養事業

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