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2017年11月7日
味の素(株)、平成30年3月期第2四半期連結業績の概況
【親会社の所有者に帰属する四半期利益、前年比2桁増益】

 味の素株式会社(社長:西井孝明 本社:東京都中央区)の平成30年3月期第2四半期連結業績(平成29年4月1日~平成29年9月30日)の概況を、以下の通りお知らせします。

(単位:億円)※億円未満切捨て
売上高 事業利益 親会社の所有者に
帰属する四半期利益
平成30年3月期第2四半期 5,467 483 312
平成29年3月期第2四半期 5,224 461 270
前年同期比 104.7% 105.0% 115.8%
(参考) <持分法による損益> 平成30年3月期第2四半期 2,583百万円
平成29年3月期第2四半期 1,385百万円
(注) 1. 当社グループは平成29年3月期からIFRSを適用しています。
(注) 2. 当社グループは、IFRSの適用にあたり、投資家、取締役会および経営会議が各事業の恒常的な業績や将来の見通しを把握すること、取締役会および経営会議が継続的に事業ポートフォリオを評価することを目的として、「事業利益」という段階利益を導入しています。当該「事業利益」は、「売上高」から「売上原価」、「販売費」、「研究開発費」および「一般管理費」を控除し、「持分法による損益」を加えたものであり、「その他の営業収益」および「その他の営業費用」を含まない段階利益です。

 当第2四半期連結累計期間の売上高は、為替の影響や、調味料・加工食品(海外)の現地通貨ベースでの増収等により、前年同期を243億円上回る5,467億円となりました。同事業利益は、為替の影響等もあり、前年同期を22億円上回る483億円となりました。親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前年同期を42億円上回る312億円となりました。


 セグメント別の連結業績概況は以下の通りです。

(単位:億円)※億円未満切捨て
売上高 対前年増減 前年同期比 事業利益 対前年増減 前年同期比
日本食品 1,846 △42 97.7% 182 11 106.5%
海外食品 2,218 190 109.4% 223 101.3%
ライフサポート 636 37 106.2% 36 15 173.4%
ヘルスケア 456 34 108.2% 22 △20 52.0%
その他 310 23 108.1% 19 14 346.8%
合計 5,467 243 104.7% 483 22 105.0%

(注) 国内外の食品加工業向け「アクティバ®」類および天然系調味料は、日本食品セグメントに区分されています。
また、国内外の食品加工業向け「味の素®」、核酸および甘味料は、海外食品セグメントに区分されています。

 日本食品セグメントの売上高は、主に子会社売却等の影響により調味料・加工食品(日本)の売上げが前年同期を下回ったことに加え、家庭用のマーケットの縮小とそれに伴う競争の激化によりコーヒー類の売上げが前年同期を下回ったことから、前年同期を下回りました。事業利益は、調味料・加工食品(日本)、冷凍食品(日本)、コーヒー類が増益となったことから、前年同期を上回りました。

 海外食品セグメントの売上高は、為替の影響等もあり、調味料・加工食品(海外)、冷凍食品(海外)の売上げが増加し、前年同期を上回りました。事業利益は、冷凍食品(海外)が減益となったものの、為替の影響等により調味料・加工食品(海外)が増益となったこと等により、前年同期を上回りました。

 ライフサポートセグメントの売上高は、為替の影響等もあり、動物栄養、化成品ともに増収となり前年同期を上回りました。事業利益は、化成品が大幅な増益となったこと等により、前年同期を大幅に上回りました。

 ヘルスケアセグメントの売上高は、医薬用・食品用アミノ酸が前年同期を下回ったものの、製薬カスタムサービスが増収となったこと等により、全体としては前年同期を上回りました。事業利益は、医薬用・食品用アミノ酸、製薬カスタムサービスともに前年同期を大幅に下回ったことから、前年同期を大幅に下回りました。

 昨今の状況を勘案し、通期の予想平均為替レートを1ドル=111.04円に変更します(変更前:108.3円)。なお、本年5月15日に公表した、平成30年3月期の連結業績予想は変更ありません。


(注) 上記業績予想は、計画のもととなる前提、予測を含んで記載しています。実際の業績は、今後様々な要因によって上記予想とは異なる結果となる可能性があります。
以上
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